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答申された地域の特徴は

国会等移転審議会では、移転先候補地としては、北東地域の「栃木・福島地域」又は東海地域の「岐阜・愛知地域」を選定しています。

「三重・畿央地域」は、他の地域にはない特徴を有しており、将来新たな高速交通網等が整備されることになれば、移転先候補地となる可能性があるとしています。

(1)栃木・福島地域

新都市は、北東地域の主軸である東北軸上にあり、東京及び仙台との連携が容易で、宇都宮、郡山等による生活と業務の両面での支援や連携も期待できます。日本海側との連携が可能な位置にあります。常磐軸上にある茨城地域と円滑な連携を図ることにより、更に輝きを増すことになります。

東北軸上にある宮城地域は、仙台とともに新都市に対する支援と連携の拠点になることが期待されます。

那須岳が噴火すれば、那須地域の那珂川沿いに大きな被害の生じることも懸念されるため、新都市の立地に当たっては、都市機能の配置に留意し、防災対策を講じる必要があります。

(2)岐阜・愛知地域

新都市は、東京及び名古屋との連携が容易な中京圏にあり、首都機能を支援する機能は、東名軸に加えて、中部国際空港と連絡する軸上への形成が想定されます。東海北陸自動車道により日本海側との連携も飛躍的に強化されることになります。中部国際空港が開港し、将来新たな高速交通網が通過することになれば、新都市及び名古屋は、国際面を含め、大幅に飛躍することが期待されます。

静岡・愛知地域は、交通の利便性を活かした支援と連携の拠点となることが期待されます。

海溝型の大規模地震のおそれがあり、一部に大きな震度が予想されるため、都市機能の配置、防災対策、大規模災害時の交通や情報の確保について、早急な検討が必要です。

(3)三重・畿央地域

関西圏と中京圏にまたがり、長く我が国の伝統文化の創造と継承に中心的役割を担ってきた畿内に近く、古い歴史を有し、日本海側との連携も容易です。京都、奈良、大阪等の諸機能や文化の集積、諸機能の効果的活用も見込まれ、他の地域にはない特徴を有しています。将来新たな高速交通網等が整備されれば、移転先候補地となる可能性もあります。

海溝型の大規模地震のおそれがあり、一部に大きな震度が予想されるため、都市機能の配置、防災対策、大規模災害時の交通や情報の確保について、早急な検討が必要です。

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