対面式の議場と最新の情報機器で活発な議論が展開。
効率的で開かれた政治・行政を実現。
対面式の国会議事堂
新都市に建設される国会議事堂の内側をのぞいてみましょう。圧迫感のない、全国民がともに共有すべき新都市のシンボルにふさわしいデザインは外観、周辺の環境と調和したものです。足を踏み入れるとまず目に入るのは複数の大型スクリーンです。スクリーンに映し出されるのは説明者、そして関係する資料。
目を転じれば、議員の座席の配置もこれまでとはかなり違うようです。活発な議論を推進するために、議員が向かい合うスタイルも設けられているようです。
最新の情報機器の導入
議員の座席のパソコンの画面上では、大型スクリーンに映っている資料を詳細に検索することもできれば、回線を切り替えて、秘書からの緊急電子メールを受け取ったり、議論を発展させるために必要な資料をデータベースから迅速に取りよせたりすることも簡単にできてしまいます。情報システムの充実は、このように国会の議論の内容をより充実させる効果も発揮します。
そしてまわりの傍聴席は多くの人で埋めつくされているほか、国会内の様子はテレビカメラを通じて全国の家庭へ発信されます。さらに同時通訳を経て全世界に伝えることも可能です。世界で大きな役割を果たすべき日本の政策決定には世界が注目しています。
高度にインテリジェント化された行政機能
各省庁も各種情報のデータベース化を進めて、全国からアクセスできるシステムを構築。開かれた行政を実現します。
十分に整備された情報端末や窓口体制に加えて、外国人や体が不自由な人々も、自宅で必要な情報を閲覧できるよう、自動翻訳機や自動点訳機も組み込まれるでしょう。新都市では、国会も政治・行政にかかわる大量の情報も、あらゆる人々に開かれているのです。
新都市像に関するご意見は、電子メール(アドレス:itenka@mlit.go.jp)で受け付けています。