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ライフスタイル・ストーリー(家の購入)

家の購入は、ライフスタイルにあわせて柔軟に

この地区には、様々な形態の住宅があります。戸建てもあれば、マンションもあります。但しマンションには高さ制限があり殆どが中低層ですし、地域の緑被率も、屋上緑化等を含めて6割と決められています。
またこの地区の住宅は、省エネ型で環境に配慮し、耐久性に優れた100年住宅を目指しています。健康にも配慮して化学物質を出さない建材や部材が使用されています。(注1)
マンションには、暮らしにあわせて、間取りを変えられるタイプのもの(注2)もあり、利用者の立場に立った住宅作りが進められています。
古民家の再生も積極的に行い、建築廃材を出さない、廃棄物ゼロ社会を目指しています。

環家は、みどりちゃんと大地君が成長したのを期に、引越しを考えています。今の賃貸マンションが手狭になったのです。
境一:次はマンションにするか、戸建てにするか、だな。あと、賃貸か、分譲か・・・。
みどり「はいはい! 私は庭付きの一戸建てがいいな! 犬飼いたいもん!」
祖母「私もガーデニングがやりたいしねえ。食べられる花(注3)とか作りたいし。」
循子「そうね、子供達が成長する間は、戸建てが便利かも。でも、一戸建ての家を買って所有するのは反対よ。賃貸がいいと思うの。」

境一「なぜだい。」
循子「将来子供達が家を出て、おじいちゃん達も居なくなって、夫婦二人になったとき、そんなに広い家は要らないでしょ。…。簡単に住み替えが出来るよう、賃貸の方がいいと思うの。新築を買ってそこにずっと住み続けるより、その時々の状況で、古い家も活用しながら住み替え自由な方が、気分も変わっていいじゃない。それに私の実家も両親がなくなれば空き家だし。」
祖父「なるほどなあ。今の世の中、「所有から利用へ」だからな。循子さんが言うように、家も、長い人生の中で、みんなで手を加えながら、使いまわすくらいの気持ちの方が、建設廃材とやらも減って、環境にもいいじゃろう。」
循子「でしょう? ロンドン郊外のコッツウォールドは、12世紀頃の家が今だに残っていて、そこに住むのがロンドンっ子の憧れらしいですよ。今にこの町もそうなるかも知れませんよ。」
境一「建物評価技術(注4)も進んでいるから、別に新築でなくても大丈夫か。よし、リフォームした古民家を賃貸だっ!」

祖父「しかし、年取った夫婦だけだと、マンションの方が楽らしいよ。鍵一つで戸締りもできるし、緊急の場合は中央管理室ですぐに対応してくれるようになっているからね。」
循子「ええ、将来、私たちも年を取ったらマンションにしようと思ってるんです。やっぱり防犯上も便利ですよね。」

祖母「循子さん、マンションと一戸建て、二つ借りて別居するのが一番いいかも。」
循子「お、お義母様っ、それ、すっごくいいアイディアだと思いますわッ!以前と比べて住み替えも楽チンになりましたからねっ!!」


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