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ライフスタイル・ストーリー(都市づくり1)

環境に配慮した新都市

野美野「ウェルカム、アニョハセヨ、ニーハオ、オラ、ターク、ボンジュール、ボアタルデ・・・・ようこそ新都心へ。そして、シティー・エコ・ツアーに参加頂きありがとうございます。私、本日ご案内を努めさせて頂く環境保護局の『野美野 美田』です。皆様が今いらっしゃるのは、新都心を理解して頂くためのエキシビジョンセンターです。あちらには国会議事堂が見えます。この方向が官公街です。」
ツアー客「国会議事堂はすてきな建物ね。」
野美野「ありがとうございます。後ほどご案内致しますが、外見だけでなく、中身もすごいですよ。世界的な環境建築コンクールで1等をとりました。」
ベルリンからの夫人「私はベルリンに住んでいますが、ベルリンの国会議事堂(注1)も環境に優しいわ。」
野美野「存じあげています。私たちも参考にさせて頂いています。」
ベルリンからの夫人「国の顔ともいうべき国会議事堂が環境に優しいとその国全体の環境水準を上げることになるわね。自慢にもなるし。」
野美野「そのとおりだと思います。新都心での環境の取り組みは我が国の各地に波及しました。この新都心は、環境の実験都市として位置づけられまして、新技術を適用したり、データを取ったり、住民の方も企業も大変協力的です。」
ベルリンからの夫人「それはすばらしいわ。やはり、国の中心機関が移転するということはよいことね。世の中も注目しているから、とても意味あることができるわ。ベルリンも高い評価を頂いているわ。」
クリチバからの紳士「そのとおり。私はクリチバから来ました。クリチバ(注2)も、エヘン、環境都市として世界に名高いですが、やはりいろいろな国から視察に来てくれます。いろいろな国の方と友だちになれて楽しいです。これも環境のおかげだと思って、自然と環境に優しくなります。それにいつも見られていると思うと手も抜けないし。」
野美野「本当にそう思います。私も東京にいる時は環境のことなど考えたことありませんでした。その日その日のことで手いっぱいで。何かいつも追い立てられているようで満足感もありませんでした。ここに住むようになって心身ともに癒されました。人生にも満足していますし、とてもいい仕事ができるようになりました。アッ、失礼しました。個人的な話をしてしまいました。屋上の眺望台に上がってみましょう。」

屋上で
東京からのツアー客「空気がすがすがしいわ。とても政治・行政の中心地とは思えない。」
新都市の住人「私の娘は、ここに来てアトピーが治りました。新都市の疾病率は全国で最も低いといわれています。」
東京からのツアー客「上から見ると、建物の屋根の上に緑が多かったり、何かのパネルが目に付くわ。」
野美野「それは太陽光発電(注3)のためのソーラーパネルです。ここでは建物にはほぼ100%ソーラーパネルが取りつけられています。かつて、オランダのアメルスフォート市(注4)でモデル都市をやっていました。屋上緑化は今ブームですね。特に野菜果物など食べられるものがはやりです。
あそこに風力発電(注5)用の風車が見えますか。あの建物は、バイオマス資源などを活用して発電(注6)するクリーン・エネルギー・供給センターです。私も余熱を利用した温水プールをよく利用しています。この新都市の基本的コンセプトはゼロエミッション都市(注7)です。周辺地域と連携し、廃棄物ゼロの都市を目指しています。コンパクトな小都市をクラスター(ぶどうの房)状に配置(注8)しています。それぞれの小都市では、都市機能を複合的・集約的に配置し、また、土や水などの自然の力を利用し、環境負荷の少ない都市活動が営めるようにしています。都市づくりに、自然に優しい工法をつかったり、先進の技術を導入して、その環境負荷を限りなくゼロに近づけます。」


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