国会等が移転することにより、東京は一極集中に伴う諸問題から開放され、ゆとりと活力ある経済、文化都市として生まれ変わり、これまで以上に魅力ある世界都市として発展していくものと考えられます。
国会等の移転が「国家百年の大計」とすれば、国会等が移転した後の東京の整備も、地方分権・規制緩和の時代にふさわしい「東京百年の大計」を構築する好機となります。
国会等の移転により東京都区部において最大で約210haの移転跡地が生じるものと見込まれます。
東京について、前述した防災性の向上のみならず、住みやすく働きやすい生活者重視の快適な都市としていくために、移転跡地を公園等オープンスペースとして活用すること等が期待できます。
(資料) 国土交通省「平成13年度末都市公園等整備の現況について」をもとに国土交通省国土計画局で作成