水資源

第39回「水の日」「水の週間」実施状況

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水の日ポスター

 「水の日」及び「水の週間」は、水の大切さや水資源開発の重要性に対する国民の関心を高め、理解を深めるため、昭和52年の閣議了解により政府が定めたものです。 年間を通じて水の使用量が多く、水についての関心が高まる時期である8月の初日を「水の日」(8月1日)とし、この日を初日とする一週間(8月1日~7日)を「水の週間」として、水に関する様々な啓発行事を毎年実施しており、今回で39回目を迎えます。
 国民に広く水が健全に循環することによってもたらされる水の恵みや健全な水循環の重要性についての理解と関心を深めてもらうため、関係府省や都道府県等と連携し、全国的に水に関する啓発行事を実施しました。

水の週間中央行事

主催機関:水循環政策本部、国土交通省、東京都、水の週間実行委員会
後援機関:文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、環境省、
       (独)水資源機構、(公財)日本科学技術振興財団、日本放送協会、(一社)日本新聞協会

水を考えるつどい

 平成27年8月1日に東京都渋谷区の国連大学ウ・タント国際会議場において、約300名にご来場いただき、「水の日」を記念する政府主催行事「水を考えるつどい」を開催しました。
 主催者側から太田昭宏国土交通大臣・水循環政策担当大臣、安井順一東京都技監及び虫明功臣水の週間実行委員会会長によるご挨拶の後、平成27年3月から5月にかけて公募・選定された、今後の水循環政策のシンボルともなる「健全な水循環」に関するロゴマークの発表が行われました。最優秀賞を受賞した奥野美穂さんから、受賞の感想及びロゴマークのデザインについてコメントをいただきました。
 その後「第37回全日本中学生水の作文コンクール」表彰式が行われました。作文コンクールについては、昨年から政府全体の取組とするため、最優秀賞に内閣総理大臣賞を、優秀賞に厚生労働大臣賞、農林水産大臣賞、環境大臣賞を創設し、今年は新たに経済産業大臣賞が創設されました。応募総数は国内外から16,432編にのぼりました。表彰式では、最優秀賞1名、優秀賞9名に賞状が手渡されました。
 内閣総理大臣賞には、愛媛県松山市立椿中学校の天野加奈子さんの作文「かけがえのない「水」への思い」が選ばれ、表彰式に引き続き、最優秀作文の朗読をしていただきました。
 その後休憩を挟んで、タレントの生島ヒロシさん、マッハ文朱さん、及びミス日本「水の天使」の柴田美奈さんをゲストに迎え、水に関するトークショーが実施されました。このトークショーでは、各ゲストの水に関するエピソードの紹介や、各ゲストが考える「水アクション」の発表が行われました。

  • 内閣総理大臣賞受賞者 天野 加奈子さんによる最優秀作文の披露

    内閣総理大臣賞受賞者 天野 加奈子さんによる最優秀作文の披露

  • 太田昭宏国土交通大臣による主催者挨拶

    太田昭宏国土交通大臣による主催者挨拶

  • 水に関するトークショー

    水に関するトークショー

水のワークショップ・展示会

8月12日から14日の3日間、東京国際フォーラムが開催する「丸の内キッズジャンボリー2015」において水のワークショップ・展示会を開催しました。「水のハッピーデー~水について学ぼう」をテーマに水に関するパネル展示や、参加体験型の実験、ワークショップなどを実施し、開催期間中には小学生の親子を中心に約1,400人が来場しました。

【ワークショップ】
 「ぐるっと地球を回っちゃおう!親子でめぐる水の探検!」 <特定非営利活動法人 日本水フォーラム>
 「水道キャラバン特別編 東京の水道を学ぼう!」 <東京都水道局>
 「森林の働きとおいしい水」 <一般社団法人 日本治山治水協会>
 「田んぼの水の恵み」 <公益社団法人 農業農村工学会/全国水土里ネット>
 「お天気キャスターと一緒に考えよう!親子で学ぶ防災教室~雲と雨の不思議~」 <特定非営利活動法人気象キャスターネットワーク>
 「下水道ってなんだろう? ~みんなでいっしょにかんがえよう~」 <東京都下水道局>

【常設展示】出展団体一覧(順不同 )
 東京都水道局
 国土交通省水管理・国土保全局下水道部/東京都下水道局/GKP(下水道広報プラットフォーム)
 一般社団法人 ダム工学会/ダム工事総括管理技術者会
 公益社団法人 農業農村工学会/全国水土里ネット
 一般社団法人 日本治山治水協会
 国土交通省 関東地方整備局
 巧水(たくみ)スタイル推進チーム
 

  • ぐるっと地球を回っちゃおう!親子でめぐる水の探検!(NPO法人 日本水フォーラム)

    ぐるっと地球を回っちゃおう!親子でめぐる水の探検!(NPO法人 日本水フォーラム)

  • (一社)日本治山治水協会による展示

    (一社)日本治山治水協会による展示

水の週間関連行事

第37回 全日本中学生水の作文コンクール

 全国の中学生及び海外日本人学校在学の日本人中学生を対象に、「水について考える」をテーマとする「全日本中学生水の作文コンクール」を開催しました。
 平成26年度に施行された水循環基本法により、本コンクールを政府全体の取組とするため、最優秀賞に内閣総理大臣賞を、優秀賞に厚生労働大臣賞、農林水産大臣賞、環境大臣賞を創設しました。今年度の第37回では、新たに経済産業大臣賞が創設されました。
 応募総数は国内外から16,432編にのぼり、各都道府県の地方審査、中央審査会の審査等により、最優秀賞1編、優秀賞9編、入選27編及び佳作141編が選ばれました。
(作文のタイトルをクリックしていただくと、作品をご覧いただけます。)

最優秀賞 1編
内閣総理大臣賞

 かけがえのない「水」への思い 愛媛県 松山市立椿中学校 3年 天野 加奈子

優秀賞 9編
厚生労働大臣賞

  努力の結晶 福島県 鏡石町立鏡石中学校 2年 栁沼 優吏

農林水産大臣賞
  過去から未来へ 栃木県 佐野日本大学中等教育学校 1年 石川 未彩

経済産業大臣賞
  美しい生命の水を守るために 徳島県 鳴門教育大学附属中学校 3年 山根 綾華

国土交通大臣賞
  かけがえのない水 福島県 福島市立北信中学校 3年 遠藤 亮佑

環境大臣賞
  四季の味がする水 福島県 福島大学附属中学校 3年 鈴木 康源

水の週間実行委員会会長賞
  水の輝き、それは命の源 徳島県 鳴門教育大学附属中学校 3年 井村 華子

独立行政法人水資源機構理事長賞
 滝沢ダムの一滴 埼玉県 秩父市立荒川中学校 3年 宮田 帆乃香

全日本中学校長会会長賞
  先人たちが残した水の恵み 山梨県 北杜市立甲陵中学校 2年 小林 礼佳

全日本中学生水の作文コンクール中央審査会特別賞
 私たちの水資源 徳島県 阿南市立那賀川中学校 3年 廣瀨 萌瑚

入選 27編 

入選者一覧はこちら 〔PDF:94KB〕

佳作 141編
 

  • 第37回 水の作文コンクール入賞者

    第37回 水の作文コンクール入賞者

平成27年度 水資源功績者表彰

 平成27年8月3日(月)に合同庁舎3号館4階特別会議室にて、「平成27年度水資源功績者」の表彰式が行われ、太田昭宏国土交通大臣から表彰状が授与されました。
 平成27年度は、水資源の保全などに継続的に貢献された個人2名及び団体8組が水資源功績者として表彰されました。
(個人名、団体名をクリックすると、功績内容をご覧になれます。)
【個人】
 ・ 内藤 久米雄 (福井県)
 ・ 古屋 佳浩 (山梨県)

【団体】
 ・ 岩手中部土地改良区 (岩手県)
 ・ 須賀川に清流を取り戻す市民の会 (福島県)
 ・ 多摩川源流研究所 (山梨県)
 ・ 尾張地域地下水保全対策協議会 (愛知県)
 ・ 豊川総合用水土地改良区 (愛知県)
 ・ 特定非営利活動法人かいろう基山 (佐賀県)
 ・ 一般財団法人化学及び血清療法研究所 (熊本県)
 ・ 特定非営利活動法人大淀川流域ネットワーク (宮崎県)

  功績概要はこちら (PDF:68KB)

  • 平成27年度 水資源功績者表彰受賞者

    平成27年度 水資源功績者表彰受賞者

第30回 水とのふれあいフォトコンテスト

 平成27年度の水とのふれあいフォトコンテストは、昨年3月に成立した水循環基本法に基づく「水の日」の関連行事であることを踏まえ、健全な水循環の重要性や水資源の有限性、水の貴重さ、水資源開発の重要性について国民の間に広く理解と関心を深めることに資する作品を全国から募集しました。
 平成27年度は、2,194点のご応募をいただき、下記のとおり表彰者が決定しました。

【グランプリ】 国土交通大臣賞                   画題:「亀さん、来たよ」 奥村 博己
【優 秀 賞】 東京都知事賞                     画題:「神田川船渡御」 小池 基夫
         水の週間実行委員会会長賞            画題:「夏を満喫」 福田 尚人
         独立行政法人水資源機構理事長賞       画題:「錦秋」 黒田 良男
【特 別 賞】 審査委員特別賞                   画題:「撃たないで!」 宮崎 京香
【特    選】 5名
【入    選】 10名

水とのふれあいフォトコンテストの詳細と入賞写真は、こちらをご覧ください。(水の日・水の週間ウェブサイト
 

  • 【グランプリ】国土交通大臣賞「亀さん、来たよ」

    【グランプリ】国土交通大臣賞
    「亀さん、来たよ」

水の週間 一斉打ち水大作戦 in 国土交通省

 平成27年8月3日(月)の昼休み時間を利用し、2015ミス日本「水の天使」の柴田美奈さんをはじめ、水資源功績者、国土交通省職員、東京都下水道局職員の約100名が国土交通省正面玄関前で、東京都下水道局から提供された下水再生水700リットルを使用して打ち水を行いました。打ち水前47.5℃あった路面温度は、打ち水後41.6℃まで下がりました。
 詳しい内容は、次のリンク先をご覧ください。

 リンク先:国土交通省水資源部HP

  • 打ち水風景(2015ミス日本「水の天使」柴田美奈さんと東京都下水道局キャラクター「アースくん」)

    打ち水風景
    (2015ミス日本「水の天使」柴田美奈さんと東京都下水道局キャラクター「アースくん」)

  • 参加者集合写真

    参加者集合写真

子ども霞が関見学デー

 平成27年7月29日(水)~30日(木)に開催された「子ども霞が関見学デー」において、「水について考えてみよう!」をテーマに、水の重要性、貴重さなどの理解を深めるパネル展示や、水を大切に使う方法を分かりやすく体験できる「巧水(たくみ)スタイルヒント!ボード」を展示し、多くの子ども達に楽しく学んでいただきました。

平成27年度「子ども霞が関見学デー」国土交通省見学プログラムに関する詳しい内容は、次のリンク先をご覧ください。
リンク先:国土交通省HP

  • 子ども霞が関見学デーの様子

    子ども霞が関見学デーの様子

  • 渇水情報ポータル
  • 日本の水資源

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