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2009/6/16 第179号
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◇目 次◇
1新着情報
・本日の報道発表
2地域情報スクエア
暖簾のゆれるまち-勝山町並み保存地区-(岡山県真庭市)
3募集してます
・メッセージの募集:「私たちの主張~未来を創造する建設業~」
・パブリックコメント(意見募集)
◆地域情報スクエア
○暖簾のゆれるまち-勝山町並み保存地区-(岡山県真庭市)
岡山県の北中部に位置し鳥取県と境を接する真庭(まにわ)市は、平成17
年3月、上房郡北房町、真庭郡勝山町・落合町・湯原町・久世町・美甘村・
川上村・八束村・中和村の5町4村が合併して誕生しました。
今回ご紹介する勝山は、古くから交通の要衝として栄えてきた城下町で、
その美しい町並みは、昭和60年に県の保存地区第一号の指定を受けていま
す。また、今年5月には、観光客が楽しむだけでなく、住民が自らの生活を
楽しむという意識を持ってまちづくりに取り組んでいることや、歴史と現代
が融合しているなど生活感のある街づくりが評価されて、平成21年度都市
景観大賞「美しいまちなみ賞」を受賞しました。
受賞の際の講評でも触れられていますが、勝山は暖簾(のれん)のまちとし
て知られ、木造の古い家屋が建ち並ぶ昔の街道筋の家々の入り口には色とり
どり、さまざまな図柄の暖簾がかけられ、訪れるひとの目を楽しませてくれ
ます。
暖簾のまちの始まりは十年以上も前のこと。1軒のお宅が地元の草木染め
の工房が手がけた暖簾をかけたところ好評で、1軒また1軒と増え続け、町
中に広まりました。おまんじゅう屋さんやお酒の蔵元などそれぞれ特徴のあ
る図柄が描かれ、季節によってかけ替えるお宅も多いとか。暖簾が通りに統
一感をもたらし、古い町並みとマッチしたセンスの良い景観をかたちづくっ
ています。
勝山から少し足を延ばすと、岡山を代表する温泉地のひとつ、湯原温泉が
あります。なかでも露天風呂「砂湯」は、高さ74mの湯原ダムの下にあり、
全国露天風呂番付の西の横綱に選ばれた湯原温泉を代表する豪快な露天風呂
です。
湯原温泉では、観光を支えてくれる温泉と地元の人たち、そしてお客様へ
の感謝を込めて、昭和62年から全国に先駆け、6月26日を「露天風呂の
日」(6・26「ろ てん ぶろ」の語呂合わせ)と名付けて、旅館と温泉
の内湯の無料開放や6・26にちなんだ宿泊料金を設定するなど、街をあげ
ての遊び心満点のユニークなイベントが繰り広げられます。
また、湯原温泉のある旧湯原町は、オオサンショウウオの生息地として国
の天然記念物に定められています。地元ではオオサンショウウオのことを
「はんざき」と呼んでいますが、これは、体を半分に裂かれても生きている
といわれるほど生命力が強いからだそうです。8月には「はんざき祭り」が
行われ、10メートルの巨大なはんざきを載せた山車が温泉街を練り歩きま
す。
◆募集してます
○メッセージの募集:「私たちの主張 ~未来を創造する建設業~ 」
建設業に従事する若年労働者の意識高揚のため、また、これから就職しよう
とする若者へ、建設産業がもたらす「夢」「憧れ」「やりがい」など、イメー
ジアップ推進につながる内容等をテーマとして、建設業(実務)に携わった方
からのメッセージを募集しています。
募集は8月28日(金)まで。建設業に入職後、1年以上実務に携わった方
の自作・未発表のもの(原稿用紙1200~2000字)を募集しています。詳細はホ
ームページをご参照ください、ご応募をお待ちしています。