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2009/6/19 第182号
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情報などを盛り込んでお届けします。是非ご覧ください!
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◇目 次◇
1新着情報
・本日の報道発表
・大臣会見要旨(6月12日)
・事務次官会見要旨(6月11日)
・人事異動(6月19日付け)
2お知らせ
・白書の説明に伺います! ~平成20年度国土交通白書出前講座~
3募集してます
・パブリックコメント(意見募集)
4編集長だより
「タクシー適正化・活性化法」
◆お知らせ
○白書の説明に伺います! ~平成20年度国土交通白書出前講座~
平成20年度の国土交通白書は、「私たちの暮らしを支える国土交通行政
の展開 ~厳しい経済状況下で暮らしを守り活力づくりに挑む~」をテーマ
として、調査分析の結果をできる限り一人ひとりの暮らしに近い視点でまと
めました。
まちづくりや地域振興等国土交通行政に関わる内容で、団体・機関等(市
民団体、学校法人、地方公共団体、公益法人等)が主催される講演等の際に、
この白書について当省職員が説明(講演)に伺います。是非「国土交通白書
出前講座」をご利用、ご活用ください。
◆編集長だより
○「タクシー適正化・活性化法」 広報課長 渋谷 和久
本日、参議院本会議で、「特定地域における一般乗用旅客自動車運送事業の
適正化及び活性化に関する特別措置法」が可決、成立しました。難しい名前の
法律ですが、タクシー事業に関する法律です。
皆さんも日頃タクシーをよく利用されると思います。雨の日やたくさんの荷
物を抱えているときなど、便利ですよね。タクシーは、鉄道・バス等とともに、
地域公共交通を形成する重要な公共交通機関です。
しかし、タクシー事業を巡っては、長期的に需要が減少する傾向にある中で、
タクシーの車両が増加していることなどにより、地域によっては、会社の収益
基盤の悪化や運転手さんの賃金等の労働条件が悪化するなどの問題が生じてい
ます。これを放置すると、タクシーが地域公共交通としての機能を十分に発揮
することが困難な状況となるおそれがあります。
今回の法律は、そうした状況を踏まえ、タクシーの機能を維持、活性化する
ために現時点で必要な対策を講じようとするものです。
具体的には、供給過剰等の状況に照らして、タクシー事業の適正化及び活性
化を推進することが特に必要であると認める地域を「特定地域」として指定す
ることができることとしています。特定地域では、地域の需要を増加させない
ような安易な新規参入や増車を抑制するとともに、複数の事業者による協調減
車が円滑に進められる仕組みを用意することなどが定められています。
また、特定地域において地域の関係者が協議会を組織し、タクシー運転者の
労働条件の悪化防止、違法・不適切な事業運営の排除、過度な運賃競争への対
策などについて定める地域計画を作成、実施することも盛り込まれています。
国会では長時間にわたり審議が行われ、また衆議院では運賃認可基準の改正
についての修正がなされました。衆参両院とも全会一致での可決でした。
今日は、このほか、「海賊行為の処罰及び海賊行為への対処に関する法律」
(海賊対処法)が衆議院本会議で再可決の上、成立しました。この法案につい
ては、金子国土交通大臣は、海洋政策担当大臣というお立場もあり、「担当大
臣」を務められました。テレビ中継された国会審議で大臣が答弁される様子を
ご覧になった方も多いと思います。海上輸送の安全確保という、我が国の国益
を守るために必要な法律の成立を受けて、「本法による海賊行為への適切かつ
効果的な対処を一日も早く実施に移し、海上輸送の安全確保に万全を期してま
いります。」との大臣コメントを発表しました。