5.3.2 作業上の留意事項
建築物等の都市オブジェクトの作成においては、附属書Cから附属書Uに示す妥当な都市オブジェクトの要件を満たすこと。
以下に、本作業で生じうるエラーに対する留意事項を示す。
ID |
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主題 | 標準作業手順 |
分類 | |
条文 | 製品仕様では、データの値の型が厳密に定義されている。そのため、原典資料により得られた情報と型が一致しない場合には、定義された型に合わせて修正する。
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ID |
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主題 | 標準作業手順 |
分類 | |
条文 | 幾何オブジェクトは存在するが、記述すべき属性が既存資料等に無い、あるいは記述すべき属性が既存資料等に存在するが、該当する場所に幾何オブジェクトが無い、等の不整合が発見された場合には、3.4において決定した対処方法に従う。 |
ID |
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主題 | 標準作業手順 |
分類 | |
条文 | 建築物の属性uro:city(市区町村)は、必ず記述する。
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ID |
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主題 | 標準作業手順 |
分類 | |
条文 | 複合的な用途を有する建築物について、それぞれの用途を記述したい場合にはbldg: usageを複数列挙する。
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ID |
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主題 | 標準作業手順 |
分類 | |
条文 | 建築物以外の地物型にコード型の属性を追加する場合には、汎用属性セットにより、コードだけではなく、参照するコードリストの所在を対として追加する。
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ID |
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主題 | 標準作業手順 |
分類 | |
条文 | 属性の値が不明である場合は、属性の型ごとに指定された不明を表す値を入力する。
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属性の型 | 不明な場合の対応 |
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xs:string | Nullと入力する。(半角英文字) |
xs:integer | -9999と入力する。 |
xs:double | -9999と入力する。 |
xs:date | 年月日が分からない場合は、0001-01-01と入力する。 |
xs:boolean | 属性を省略する。 |
xs:gYear | 0001と入力する。 |
xs:nonNegativeInteger | 9999と入力する。 |
gml:MeasureType, gml:LengthType | 値は-9999とし、単位は属性ごとに指定された単位を入力する。 |
gml:MeatureOrNullListType | Null値の定義域にunknownを指定する。 |
xs:anyURI | Nullと入力する。(半角英文字) |
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主題 | 標準作業手順 |
分類 | |
条文 |
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ID |
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主題 | 標準作業手順 |
分類 | |
条文 | 主題属性の作成に関する品質情報を、都市オブジェクト毎に記録する。 全ての都市オブジェクトは、データの品質に関する情報を記録するデータ品質属性(uro:DataQualityAttribute)を作成しなければならない。このデータ品質属性は、主題属性に関する品質として以下の属性をもつ。
都市オブジェクトごとに、これらの情報を記録すること。 |