● 政策課題勉強会(平成27年7月15日(水))
テーマ: 「円高・円安のメカニズム」
講演者: 安達 誠司 氏 (丸三証券株式会社 調査部 経済調査部長)
<講演内容>
対ドルの円相場は、2011〜12年頃には1ドル80円を割る超円高(最高値は2011年10月の75円)であった一方、2015年6月には一時125円台をつけるなど円安となっており、僅か3、4年で50%以上の大きな変動が生じている。
円相場の変動は、造船業やインバウンド観光、陸海空の交通機関の燃料コストなど、我が国の産業に大きな影響を与えることから、「円高の正体」、「ユーロの正体」、「世界が日本経済をうらやむ日」というベストセラーをお書きになった安達誠司氏に、外国為替の変動メカニズムについて解説いただいた。