国土交通省 国土交通研究政策所 Policy Research Institute for Land, Infrastructure, Transport and Tourism

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 国土交通政策研究所は、国土交通省におけるシンクタンクとして、内部部局による企画・立案機能を支援するとともに、 政策研究の場の提供や研究成果の発信を通じ、国土交通分野における政策形成に幅広く寄与することを使命としています。
  

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 ● 政策課題勉強会(平成28年9月7日(水))

テーマ: 「エリアマネジメントの到達点と課題〜内外の実例を踏まえて」
講演者: 保井 美樹 氏(法政大学現代福祉学部人間社会研究科 教授)


<講演内容>
  人口減少を迎えた日本では、都市政策のテーマについて、「都市基盤の整備や建築物の新築」から、「既存の都市基盤や建築物をうまく活用」して、様々な都市問題をどうやって解決するか、いわば「建設」から「マネジメント」に重点が移ってきている。
  さらに、厳しい国の財政事情や都市財政の状況を踏まえると、地権者や住民、地元企業などの参画による地域主体によるマネジメントの取り組みがこれらの都市問題の解決に重要になってくる。しかし、これに対する日本の都市政策の枠組みは十分に対応したものとはなっていない可能性もある。
 本勉強会では、都市マネジメントを中心とした都市政策を立案するにあたって、米国のTIF、BIDなど、ユニークな地域主体によるエリアマネジメントの実例、さらには、我が国の先進的なエリアマネジメントの取り組みについてお話しいただいた。


勉強会概要

配布資料