国土交通省 国土交通研究政策所 Policy Research Institute for Land, Infrastructure, Transport and Tourism

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 国土交通政策研究所は、国土交通省におけるシンクタンクとして、内部部局による企画・立案機能を支援するとともに、 政策研究の場の提供や研究成果の発信を通じ、国土交通分野における政策形成に幅広く寄与することを使命としています。
  

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 ● 政策課題勉強会(平成30年6月28日(木))

テーマ:「自動車業界と運輸業界の両面からみたモビリティー進化論」について
講演者: 鈴木 裕人 氏(アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社 パートナー)
      三ツ谷 翔太氏(アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社 パートナー)


<講演内容>
 現在、自動車産業は100年に1度の大変革期にある。世界の自動車産業は今後、どのようになるのか。進化のけん引役になるのは、「自動運転」と「次世代モビリティーサービス」である。将来の無人運転を視野に入れた自動運転技術と、カーシェアリングやライドシェアリングなどの次世代モビリティーサービスが融合することで、自動車産業の姿は大きく変わりうる。
 本勉強会の前半では、既存の公共交通サービスの抱える課題を踏まえ、自動運転技術と次世代モビリティーサービスに焦点を当て、各国における前提条件をできる限り多面的に考察し、その違いを踏まえた形で、それらの普及シナリオの抽出と既存産業へのインパクトについてご紹介いただいた。後半では、欧州の公共交通をはじめとしてグローバルに勃興しつつあるMaaS(Mobility as a Service)について、海外事例を紐解きながら、日本との背景差異や状況差異を勘案しながら、日本として考えねばならない論点についてご提示いただいた。


勉強会概要