平成23年2月16日
海外の水インフラプロジェクトに関し、官民連携による海外展開に向けた取組を推進するため、平成22年7月6日に第1回「海外水インフラPPP協議会」(座長:三菱商事(株)小島会長)を開催したところです。
今般、協議会メンバーに加えて海外高官の参加のもと、2月14日に第2回協議会を開催いたしましたので、概要をお知らせいたします。
(1)日時 平成23年2月14日(月)15:15~18:15
(2)場所 全国都市会館 2階大ホール(東京都千代田区平河町2-4-2)
(3)出席者
[協議会メンバー]
民間企業、関係機関、自治体、関係各省等(資料1参照)
[海外からの参加]
カンボジア、インドネシア、マレーシア、フィリピン、スリランカ、ベトナム(資料2参照)
(4)議事
各省・関係機関における取り組みの紹介
各国における上下水道事業の紹介
日本の上下水道技術の紹介 等
(5)結果概要
・会議の冒頭、主催者を代表して三井国土交通副大臣より、第1回協議会で民間企業から頂いた多くのご要望を踏まえ官民連携して案件形成・受注に向けた取り組みを進めてきたこと、水問題に対する世界的な関心の高まりに対して日本の技術を活用して主導的な役割を果たしていくべきであること、自らトップセールスなど相手国政府への働きかけを強力に行うなど政府としても積極的に支援していくこと等のご発言がありました。
・続いて小島座長より、トップセールスやセミナーなど官民連携して水インフラプロジェクトの案件形成や案件受注に向けた取り組みが進められており、また、JBICの先進国向け投資金融に新たに水分野が追加されるなど、本協議会の活動は大変意義のあるものであること等のご発言がありました。
・議事に入り、はじめに各省・関係機関より、第1回協議会開催後の取り組みとして、トップセールスや官民セミナーの実施、JICAの海外投融資の再開に向けた検討等についてご紹介頂きました。(資料3参照)
・次に、カンボジア、インドネシア、マレーシア、フィリピン、スリランカ、ベトナムの各国代表から、各国における上下水道事業についてご紹介頂きました。(資料4参照)
・最後に、民間企業や自治体より、日本の上下水道技術についてご紹介頂きました(資料5参照)。これに対して各国からは、日本の技術や経験を活用した日本企業等の参入を強く期待する旨のご発言が多くありました。
※ 協議会の翌日2月15日には、各国から参加された方々に東京都水道局水運用センターと東京都下水道局有明水再生センターをご視察いただきました。
議事次第・座席表(PDF形式)
資料1 海外水インフラPPP協議会委員一覧(PDF形式)
資料2 各国参加者一覧(PDF形式)
資料3 各省・関係機関における取り組み(PDF形式)
資料4 各国における上下水道事業[1](PDF形式)
資料4 各国における上下水道事業[2](PDF形式)
資料5 日本の上下水道技術[1](PDF形式)
資料5 日本の上下水道技術[2](PDF形式)
資料5 日本の上下水道技術[3](PDF形式)