目次 > 第2章 地球温暖化と水害 > 2-1 進む地球温暖化、増える気象災害
「世界災害報告2003年版」(国際赤十字・赤新月社連盟)によると、1993年から2002年の10年間に世界で、水と気象による災害(気象災害)が2654件発生し、死者は約45万5000人、被災者は約24億6000万人、想定被害額は約4126億ドル(約44兆円)と発表した。また、国連環境計画(UNEP)によると、過去10年間の気象災害による被害額は7000億ドル(約75兆円)と報じられた。
■水・気象による災害(1993年〜2002年)
洪水、暴風雨、飢饉・干ばつ、雪崩・地滑り、森林火災、寒波・熱波、その他自然災害
国際赤十字・赤新月社連盟「世界災害報告2003年版」から作成