
▲ 天竜川水系承知川のはん濫状況(長野県下諏訪町)
7月15日から24日にかけて、九州から本州付近にのびた梅雨前線の活動が活発となった。このため、長野県などでは7月15日から21日までの7日間の総雨量が多い所で600ミリを超える大雨となった。また、長野県では、総雨量が7月の月間平均雨量の2倍を超えるなど記録的豪雨となったため、諏訪湖やその周辺の河川がはん濫し、甚大な被害が発生した。この「平成18年7月豪雨」による関東地方の一般被害※は死者13名、行方不明1名、負傷者23名、全壊家屋21棟、半壊18棟、一部損壊37棟、床上浸水824棟、床下浸水2,463棟(消防庁調べ9月13日現在)となった。
※一般被害は7月3日以降のデータ
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