水管理・国土保全

  

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那珂川の自然環境

自然豊かな那珂川

那珂川は那須岳を水源とし、山間平地から渓谷を流れ、そして都市化の進んだ市街地、平野部の田園地帯を流れ下るといった変化にとんだ環境があります。関東でもアユが生息し、鮭の遡上する清流として有名です。




那珂川は、栃木県の那須岳(標高1,917m)に発し、流路延長1,517km(幹線150km・支川1,367km)流域面積約3,270km2であります。 那珂川は、上流域では山間部の狭い平地に作られた水田等の農耕地を流れ、途中山間(那須烏山市付近から常陸大宮市付近)を通り、下流域では近年開発が進んできた水戸市・ひたちなか市を抜けて、再び下流部の田園地帯を流れ太平洋にそそいでいます。



管理区間上流端付近


中流55.0k付近



那珂川の生物と水質
那珂川では、71種類の魚類・255種類の底生動物・148種類の鳥類・740種類の植物が河川水辺の国勢調査により確認されています。

また那珂川は関東でもアユが生息し、サケ鮭の遡上する川としても有名で、その水質は過去10年間平均(平成19年から平成28年)のBOD(75%値)でみると、上流部の「新那珂橋」(82.5k付近)地点では 0.9mg/l 、中流部「野口」(38.5k付近)地点 0.8mg/l 、下流部「下国井」(19.5k付近)地点 0.8mg/l ・「勝田橋」(8.0k付近)地点で 1.2mg/l という値で、いずれも環境基準(2.0mg/l)を下回っており、清流「那珂川」と呼ぶにふさわしい結果となっています。



下流部3.0k付近





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