河川概要
白川は阿蘇中央火口丘の一つである根子岳を源として阿蘇カルデラの南の谷(南郷谷)を流下し、同じく阿蘇カルデラの北の谷(阿蘇谷)を流れる黒川と立野で合流した後、溶岩台地を西に流下し、熊本平野を貫流して有明海に注ぐ、流域面積480km2、幹川流路長74kmの一級河川です。
流域はジョーロ型になっており、流域の約80%を占める上流域の阿蘇カルデラは外輪山と火口原及び中央火口丘群を形成して草原及び田畑が多く、また、細長い中流域は河岸段丘及び洪積台地上に田畑が多く、下流域は扇状地及び沖積平野で熊本市街地が広がり、河口域は水田地帯となっています。 流域の地質は、上流域では阿蘇火山活動によって生成された阿蘇溶岩を基盤とし、地表にはヨナと呼ばれる火山灰土が厚く堆積しており、中流域は段丘砂礫層が黒色ロームで、下流域は沖積層で覆われています。
白川河口
熊本市街部
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流域図・位置図
白川水系流域図
関連機関(管理事務所等)河川整備基本方針河川整備計画水害への取り組みパンフレットなど |