
河川概要
流域の概要
本明川は、その源を長崎県諫早市五家原岳(標高1,057m)に発し、多良山系の急峻な山麓を南下し、湯野尾川・目代川などの支川を合流して下流の諫早平野を潤(うるお)し、福田川、半造川を合わせて有明海に注ぐ、幹川流路延長28km、流域面積249km2の一級河川です。
その流域は長崎県諫早市・雲仙市に属し、流域内の人口は約88,500人(河川現況調査(調査基準年 平成17年度末)平成22年3月)で、そのほとんどが本明川中流部(諫早市街地)に集中しています。流域は長崎県県央部における社会・経済・文化の基盤をなすとともに、水辺は市民の憩いの空間として広く親しまれています。 本明川の最上流はスギ・ヒノキ植林の中の渓流部で、そこを抜けると両岸に広がる棚田の間を南下し、諫早市街地の中心部を急勾配で貫流した後、干拓により開けた広い水田地帯を緩やかに蛇行しながら流れています。 また、平成20年3月には諫早湾干拓事業が完了し、広大な干拓地が創出されました。このことにより、本明川の河口部が7km延伸し、それに伴い流域面積も増加しています。 ![]()
上流部
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河口部
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流域図・位置図![]() 関連機関(管理事務所等)河川整備基本方針河川整備計画水害への取り組みパンフレットなど |