サービス目標5:(交通安全の確保) 高齢社会において、誰もが安心して暮らせる生活環境を実現するため、安全で良好なバリアフリーの歩行環境・運転環境を確保する 【基本的考え方】
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交通安全を取り巻く環境は、死者数が1万人レベルで推移するなど極めて厳しい状況にあり、効果的かつ効率的に事故削減を図ることが必要である。また、ノーマライゼーション(注21)の理念のもと、誰もが安心して社会参加できる環境づくりを行うため、市街地において、人を中心に据えた空間づくりに取り組むことが求められている。
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【施策の展開】
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・科学的手法に基づき、事故多発地点、発生数の多い事故類型に焦点を絞って、対策を集中的に実施する。また、整備を一層効率的に行うため、評価システムの導入を図る。さらに、安全な道路交通システムを目指して、道路交通システムの高度情報化(ITS[注17])の研究開発・実用化を推進する。 ・市街地のくらしに密接に関わる道路を、人の視点から見直し、歩行者等を中心に据えた空間に再構築する。その際、利用の観点も含めてバリアフリーが確保されるよう、計画段階から住民が参加して歩行空間をつくりあげることが重要である。整備にあたっては、駅、商店街周辺など利用度の高い箇所を重点整備地区として定め、周辺施設等とも連携した歩行空間ネットワークを構築するとともに、既存の道路ストックや沿道敷地の活用などによる歩行空間の確保を図る。 ・高齢者・障害者等が安心して車で外出できるよう、案内標識の整備などを通じ、わかりやすい道づくりを目指すとともに、駐車・休憩施設の整備を推進する。案内標識については、問題点、意見の把握から整備・評価に至るシステムを構築し、効率的な改善を行う。
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