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中世の道 室町~戦国時代の道路
Ⅱ.中世の道
室町~戦国時代の道路
室町・戦国時代を通じて強大な政権が現れず、全国的な交通政策は行われなかった
交通政策の停滞
交通管理権を荘園領主や守護が握ったため私関が横行 → 道路は荘園ごとに寸断
室町幕府は「新関禁止令」を度々出すが、効果は上がらなかった
伊勢街道の桑名—日永間では、わずか4里(≒15.7km)の間に60余の関が存在した
産業・市場の興隆
宋・元銭の流入による貨幣経済の浸透
領主制(封鎖経済圏)の確立による地方産業の活性化
戦国時代
主に東国の大名(北条・今川・武田・上杉ら)が領国内で伝馬制を実施
→本城-支城の連絡網を強化、軍用道の整備
伝馬が置かれた宿駅は人的・物的交流によって繁栄し、大名の力の源泉となる