3 江戸時代の渡河
近世の渡河の主な手段は橋・渡船・渡渉
江戸幕府の基本方針 … 主要河川の架橋禁止
大井川では水深4尺(≒120cm)になると「川留め」(渡河禁止)となった。
1626年、徳川家光の弟・忠長は家光上洛に際して断りなく大井川に架橋し、家光の怒りをかい、後に蟄居させられている。 この例で分かるように、幕府は架橋に大きな神経を使っていた。
蓮台越し「大井川の図」 歌川国久 (天理参考館)