本事例集は、道路整備事業における構造・計画段階から具体の整備に至る各段階に合わせて、道路景観の整備を実践する上でのポイントを取りまとめています。道路整備を推進する中で道路景観の形成や賑わい・交流の創出等の検討を行うための参考資料として活用されることを期待します。(平成26年5月時点)
札幌市創成川通(北海道札幌市)
地下化(トンネル化)した道路の地上部に親水緑化空間を整備したことにより、歩行者交通量が増加し、市民の憩いの場として機能するとともに地域活動やイベント等の賑わいを創出。

国道4号平泉バイパス(岩手県平泉町)
堤防とバイパスの視覚的な存在感を低減した縦横断構造とし、周辺景観を考慮した植栽を整備することで、近接する歴史的遺産からの眺めに配慮したバイパス整備を実施。

長野市中央通り(長野県長野市)
歩行者優先の道路空間の再配分や歩道と車道のフラット化等を整備することにより、イベント等の柔軟な活用に対応可能な道路空間を創出。

日向市駅前広場(宮崎県日向市)
市民が「主役」となった取組を行うとともに、トータルコーディネートされたデザインの一貫性を確保した整備を実施することで、にぎわいのある駅前地区の「顔」を創出。
