道路

技術研究開発成果・事後評価

技術研究開発成果・事後評価

(平成17年度採択分) 17-6
17-6
研究課題名
市民参加型交通安全対策・評価システムの実用化に関する研究
[平成20年度 新道路技術会議 優秀技術研究開発賞 受賞研究課題]
研究代表者
日本大学理工学部
教授 高田 邦道
キーワード
交通安全対策、生活道路、住民参加、PDCAサイクル、ヒヤリ体験、WebGIS、ナレッジデータベース
研究目的・目標
近年交通事故の発生は幹線道路に加えて生活道路まで及び、生活道路死亡事故率が高いこと、歩行者・自転車事故が多いことは、わが国の交通事故の特徴となっている。このような現状において、当研究グループは、PDCAサイクルを基本的枠組みとした「交通事故半減スキーム(鎌ケ谷モデル)」の基礎研究を進め、生活道路を含めた事故対策を実施、定量的効果測定を行なってきた。しかし、このモデルの実践は鎌ヶ谷市への適用に止まっていた(下記URLより公開情報参照)。GISやインターネットを利用した対策支援システム、および交通安全担当者が備えるべき経験と運用技術を汎用化して他の自治体等の交通安全対策当局に普及させるためには、基盤的枠組みの整備がもう一段必要である。本研究においては、上述した基礎研究をベースとし、交通事故対策を実施するための交通安全技術および行政実務上の手順を含む汎用的スキームの構築と適用方法を確立し、より多くの自治体等の交通安全対策当局に普及させるための枠組みを開発・提案することを目的とする。なお、主たる研究項目は次の3点である。
(1)交通事故半減スキームの他自治体への移植と広域運用の実施
(2)対策支援システムの機能拡充
(3)交通事故半減スキームの汎用化
主な研究成果
・交通事故半減スキームの他自治体への移植と広域運用の実施
・対策支援システムの機能拡充
・交通事故半減スキームの汎用化

[詳細はこちら→] 研究終了報告書PDF形式 研究成果概要PDF形式 成果報告レポートPDF形式
新道路技術会議による評価結果
当初の目的・目標に適った成果が得られており、地域住民の意識の向上にも大きく貢献し、今後、より多くの自治体や広域的な取り組みが期待されることから、研究目的は達成され、十分な研究成果があったと評価する。

[詳細はこちら→] 事後評価結果PDF形式

ページの先頭に戻る