- 道路事業・街路事業においては、平成8年度(平成9年度予算)より、費
用便益比(B/C)を含めた評価指標を用いて新規事業採択時の評価の試
行を開始し、平成10年度(平成11年度予算)より、国土交通省の評価
実施要領(平成10年3月策定)に基づき、新規事業採択時の評価及び事
業途中段階における再評価を本格導入したところである。
また、平成11年度から、これらに加えて、一部事業を対象として事業完
了後の事後評価の試行・検討を進めてきたところであるが、平成13年度
においては、評価対象を拡大し、本格的に実施した。
- 新規事業採択時評価に関しては、平成14年12月に内示された平成15
年度新規着工準備及び新規事業採択箇所の計6箇所について既に評価の
実施、結果の公表を行ったところであるが、今回、その他の新規箇所118
箇所を決定したので、箇所名の一覧表及び代表事例の評価結果を公表する。
- 再評価に関しては、事業採択後5年間未着工である事業及び10年間継続
中である事業等の計290箇所について再評価を実施しており、そのうち286箇
所について平成15年度における継続、中止等の方針を決定したので、箇所名の一
覧表及び代表事例の評価結果を公表する。(再評価結果:継続285箇所、中止1箇所)
- 事業完了後における事後評価については、平成11年8月に策定された「建
設省所管公共事業の事後評価基本方針(案)」を受けて、同年11月に「道
路事業・街路事業に係る事後評価実施方針(案)」を策定し、現在、直轄
事業を対象に事後評価を進めているところであり、平成14年度に実施した結果の
概要を公表する。
|