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荒川区では、平成18年度に策定した新たな基本構想において、目指すべき将来像を「幸福実感都市 あらかわ」として、物質的な豊かさや経済効率だけでなく、心の豊かさや人とのつながりを大切にした、区民一人ひとりが真に幸福を実感できるまちを実現することを掲げている。
都心に近接した交通の利便性や隅田川の水辺空間、下町らしい人情味あふれるコミュニティを基礎とした地域力、モノづくり産業の集積した地域特性など、荒川区の強みを最大限に活用するとともに、災害に強く、犯罪の少ない安全で安心できる暮らし、環境に配慮した美しいまち、生涯健康に暮らせる質の高い生活を実現し、地域の魅力を更に高めていくこととしている。基本構想では「幸福実感都市あらかわ」の6 つの都市像とその実現に向けた取組の方向性を示している。6 つの都市像の1 つとして掲げられている「環境先進都市」の実現に向けて、地球環境を守るため、内外から注目される先進的な地球温暖化対策を、地域ぐるみで積極的に推進することが求められている。
