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U 循環型社会の形成
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2.静脈物流システムの構築
循環型社会の形成には、循環資源の適正かつ効率的な取扱いを推進する静脈物流システムの構築が必要である。このため、海上輸送を活用した静脈物流ネットワークの構築、リサイクルポート(総合静脈物流拠点港)における港湾施設の整備、建設副産物小口巡回回収システムの構築等を実施する。また、適正な最終処分場の確保のために、廃棄物海面処分場の信頼性向上技術の開発等に取り組む。
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リサイクルポート高度化プロジェクトの実施 |
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【平成16年度以降に静脈物流ネットワーク構築に向け、循環資源の円滑な取扱に必要な技術開発、港湾における循環資源ストック調整システム(仮称)の構築、リサイクルポート間実証実験の実施】
【リサイクルポートにおいて循環資源を専門的かつ円滑に取扱うための港湾施設の整備を、平成16年度に北九州港、神戸港等において推進するとともに、リサイクルポートにおける施設整備支援メニューを拡大】
【平成16年度中に港湾における循環資源の取扱を円滑にするためのルールを明確にするため、循環資源取扱に関するガイドラインを策定】
【平成16年度以降に臨海部における汚染土壌処理対策を検討】 |
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建設副産物小口巡回回収システムの構築 |
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【建設副産物をリサイクル用途に合わせて分別し、少量化・多品目化した建設副産物を分別した状態のまま効率良く回収する建設副産物小口巡回回収システムを構築】 |
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廃棄物海面処分場の建設・管理技術の研究 |
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【平成17年度までに安全で管理がしやすい廃棄物処分場を建設するために、遮水構造を対象とする漏水検知・監視システム、地盤環境モニタリングコーン(従来の地盤調査試験の一つに環境計測機能を追加したもの)と地盤情報システムを活用した環境情報収集技術および地盤の強制浄化技術を開発。また、跡地の高度利用に資する技術開発等を実施】 |
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