玄武洞公園
山陰海岸ユネスコ世界ジオパーク内のこの天然記念物は、周辺地域の火山活動によって160万年近く前に形成されました。公園内には、玄武岩でできた独特の六角柱を持つ5つの主な洞窟があります。洞窟を歩いて行くと、お互いを区別する独自の識別可能な特徴が、それぞれに備わっていることに気づくはずです。「自然」のものに見えるかもしれませんが、実際のところこれらの洞窟は人工物なのです。300年前、石壁の建設や河岸の保護など様々な建設目的で人々はここに入り、玄武岩の採掘が行われました。そして1931年、玄武洞と青龍洞は国の天然記念物に指定され、この地域では今日まで最も人気のある観光スポットのひとつとなっています。