国土交通省「技術調査関係」
国土交通省ホーム
トップページ 技術研究開発 技術管理 公共事業の評価 コスト構造改善 入札・契約 環境 情報技術 積算基準等
ホーム > 技術研究開発 > 総合技術開発プロジェクト > 総合技術開発プロジェクトの成果 > 詳細
総合技術開発プロジェクトの成果

 
No.60
研究課題名 社会資本のライフサイクルをとおした環境評価技術の開発
研究期間 H20〜H22 2008〜2010
予算額 ¥234,139,000

主な研究
開発成果

1.ライフサイクルをとおした環境評価技術に関する総合的な検討
1)従来ライフサイクルアセスメントの開発が進んでいた工業製品との比較により、社会資本の特徴を踏まえたライフサイクルアセスメントの枠組みを作成した。
2.インベントリ・データベースの開発
1)原単位算出の諸条件を共通化するため産業連関表を基本としつつ、業界団体の協力等により重要なフローの精緻化や品目の詳細化を図った社会資本LCA用投入産出表を作成した。
2)上記の投入産出表に基づき環境負荷原単位を算出し、工事積算における材料名称との紐付けを図った環境負荷インベントリ・データベースを作成した。
3.ライフサイクルをとおしての環境負荷削減策の検討
1)道路、河川、港湾等各事業分野の工事について、二酸化炭素排出量を対象に、設計、施工のライフサイクルインベントリ分析の試算を行った。これにより、材料や構造形式等を変更した場合の二酸化炭素削減量を把握できるようになった。
2)上記の試算を建設コンサルタントや建設会社が参画したワーキンググループにおいて実施することで、本環境評価技術の普及を図るとともに、計算実務者の視点を織り込んだ手法に修正を図った。
4.ライフ・サイクル・アセスメントの活用方策の検討
1)事業の各段階、各種施策・制度におけるライフサイクルアセスメントの活用方法について整理し、今後実用化に向けた具体的な検討を実施する上での課題について整理した。
5.環境評価ガイドラインの作成
1)成果のとりまとめとして社会資本LCAのガイドラインを作成した。

No.61
研究課題名 多世代利用型超長期住宅及び宅地の形成・管理技術の開発
研究期間 H20〜H22 2008〜2010
予算額 ¥260,831,000

主な研究
開発成果

1.多世代利用住宅(共同住宅)の目標性能水準について、「住戸区画の規模の可変性レベルの評価手法」、「規模の可変性を有していると評価できるスケルトン空間の基準案」を作成。
2.既存住宅(共同住宅)の長寿命化に向けた、「既存共同住宅の躯体性能の評価手法と評価基準」、「既存共同住宅の目標性能水準」を作成
3.既存住宅(共同住宅)を長寿命化するための、「診断・改修技術適用に関する計画策定・改修実施・情報管理手法」を提案。
4.RC造集合住宅の上部構造の健全性を診断・評価する新たな技術利用について、「多世代利用住宅の維持管理・流通を支える構造ヘルスモニタリング技術の利用ガイドライン」を作成。
5.戸建て木造住宅の長寿命化、多世代利用を推進するための、「戸建て木造住宅(新築)の長寿命化のための設計・施工指針(案)」、「同 維持管理指針(案)」、「戸建木造住宅の多世代利用に向けた住み継ぎ等対応指針(案)」を作成
6.宅地・街区の要求性能の基準化に向けた、「既存の宅地擁壁の耐久性評価に係る簡易調査の結果から詳細調査を行うべき対象の目安」、「住宅が建ったまま行える空気注入法による宅地地盤の液状化抑制技術」、「住宅価値の持続性のための相隣環境規範」等の手法、工法、検証データ等を提示。
 
 



ページの先頭へ
Copyright(C)MLIT Japan. All Rights Reserved.
サイトマップ