No.56 |
研究課題名 |
社会資本の管理技術の開発 |
研究期間 |
H17〜H19 2005〜2007 |
予算額 |
¥474,359,000 |
主な研究 開発成果 |
1.大規模地震発生直後に橋梁の被災度を迅速かつ精度よく把握する技術の開発 |
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被災度把握を定量的に行うインテリジェントセンサの開発及び運用マニュアル作成
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2.土砂災害の初期の変動を検知する技術の開発 |
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1)地盤の傾斜や斜面崩壊の発生について、簡易かつ長期間稼働可能なセンサの開発
2)地滑りの監視について、多点計測が可能な光ファイバセンサにより一括で検出する技術の開発
3)土砂災害に対するソフト対策として、情報提供と住民の避難行動の関係を解析するモデルの開発
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3.構造物の損傷・変状進行度を計測する技術の開発 |
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1)河川堤体内の水位を観測する技術の開発
2)河川構造物(護岸・樋門等)の変化を検知する技術の開発
3)ダム堤体の変状を取得する技術の開発
4)道路構造物の損傷や変状の進行度を計測する技術の開発
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4.現場で即時に情報取得を可能とする技術の開発 |
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電子地図と電子掲示板上に情報の集約・可視化を行う「空間情報連携共通プラットフォーム」の構築
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No.57 |
研究課題名 |
高強度鋼等の革新的構造材料を用いた新構造建築物の性能評価手法の開発 |
研究期間 |
H17〜H20 2005〜2008 |
予算額 |
¥487,197,000 |
主な研究 開発成果 |
高強度・高機能の革新的構造材料の特性を最大限に活用することにより、耐震性と可変性が格段に高い構造システムとその性能検証法・評価方法の開発を行うとともに、これらの構造システムに関わる基盤技術を既存建築ストック等の改修技術に活用・応用して、都市の既存構造物群の機能向上・再生を可能とする性能検証法の開発を行った。 |
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No.58 |
研究課題名 |
建築設備等の安全性能確保のための制御システム等の設計・維持保全技術の開発 |
研究期間 |
H19〜H21 2007〜2009 |
予算額 |
¥179,015,000 |
主な研究 開発成果 |
1.エレベーターの事故事例分析、パターン分類によるデータベース化 |
2.リスク評価をもとにしたエレベーターの安全技術目標の設定 |
3.安全技術目標に対応して必要となるエレベーターの設計技術仕様の技術開発 |
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・戸開走行検知装置の技術仕様の開発
・制動装置の二重化のための技術仕様の開発
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4.開発した技術仕様について第三者がチェックできる安全性能評価法の技術開発 |
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・戸開走行防止装置及び制動装置の二重化に関する性能評価法の開発
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5.エレベーターの安全性能を保持するための維持保全技術の開発 |
6.他の可動設備及び遊戯施設への応用 |
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No.59 |
研究課題名 |
高度な画像処理による減災を目指した国土の監視技術の開発 |
研究期間 |
H19〜H21 2007〜2009 |
予算額 |
¥311,067,000 |
主な研究 開発成果 |
1.2時期の画像から迅速に変化情報(被災状況)を抽出する技術開発 |
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2時期の画像の比較により9割程度の精度で倒壊建物の抽出が迅速に可能になると共に、空中写真の緊急撮影マニュアルの改訂等を実施し、被害把握するために必要な撮影条件の明確化により撮影可能時間帯の拡大が図られるようになった。
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2.脆弱な盛土地盤の把握・評価に関する研究 |
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宅地造成地における盛土位置と規模の把握手法及び盛土の脆弱性評価システムを構築し、「大規模宅地造成地の変動予測調査ガイドライン」における盛土の位置と規模特定のための標準的な手法として位置づけられた。
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3.市街地における精緻な火災延焼シミュレーションの開発 |
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災害に強いまちづくりにおける住民との合意形成に用いる高度な火災延焼シミュレーションや、精緻な映像化を行って耐火・防災の効果を視覚的に把握しやすくした市街地火災総合対策支援ツールを開発した。
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4.基盤地図情報の更新及び災害情報の収集・伝達の技術開発 |
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携帯電話とPCで一元的に現地写真等の災害情報を電子国土上で共有可能とした。また、基盤地図更新に対して、道路図面データを用いるのに必要な品質確保のための技術基準を策定した。
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