都市環境

まちづくりGX

地球的・国家的規模の課題である[1]気候変動への対応(CO2の吸収、エネルギーの効率化、暑熱対策等)や[2]生物多様性の確保(生物の生息・生育環境の確保等)に加えて、コロナ禍を契機とした人々のライフスタイルの変化を受けた[3]Well-beingの向上(健康の増進、良好な子育て環境等)の社会的要請に対応するため、これらに対し大きな役割を有している都市緑地の多様な機能の発揮及び都市におけるエネルギーの面的利用の推進を図る取組等を進めてまいります。

民間事業者等による良質な緑地確保の取組に係る認定制度(優良緑地確保計画)

国土交通省では、令和5年6月に公表した「民間投資による良質な都市緑地の確保に向けた評価のあり方検討会」の中間とりまとめで示された、良質な緑地を確保する取組の評価制度に関する方向性を踏まえ、「民間投資による良質な都市緑地の確保に向けた評価の基準に関する有識者会議」を開催し、具体的な制度の構築に向けて検討を進めています。

都市行政におけるカーボンニュートラルに向けた取組事例集

都市行政において、カーボンニュートラルに向けた取組を一歩進めるための手引きとして、先進的な都市の事例をとりまとめた事例集を作成しました。

本事例集では、都市の課題解決に向けた取組と、地域脱炭素ロードマップに基づく「脱炭素先行地域」との効果的な連携により、取組を進めた国内7都市の事例を掲載しております。各事例では、まちづくりにカーボンニュートラルを加えることで、どのような課題解決につながったのか、また、カーボンニュートラルの取組の利点や効果、取組の実施体制や活用支援メニュー等を整理しております。さらに、国土交通省都市局における支援制度も取りまとめております。

二酸化炭素総排出量のうち、約5割が都市活動に由来している中で、カーボンニュートラルに対する都市行政の取組・貢献には大きな期待が寄せられています。
地方自治体をはじめとしたまちづくり関係者の皆様方にとって、カーボンニュートラルに向けた取組推進の一助となることを期待しています。

都市行政におけるカーボンニュートラルに向けた取組事例集 第2版(令和6年3月)

優れた脱炭素型の都市の開発事業を表彰 ~「脱炭素都市づくり大賞」の受賞事業の決定~

国土交通省及び環境省が共同で創設した「脱炭素都市づくり大賞」について、令和5年度の受賞事業を紹介します。

2030年度ネットゼロを目指す優れた脱炭素型の都市の開発事業を表彰し、脱炭素型の都市づくりを促進することを目的として、環境省と共同で、「脱炭素都市づくり大賞」を創設。
第1回目となる令和5年度は、有識者で構成する審査委員会における審査を経て、まちづくりGXを推進する特に優れた事業として「麻布台ヒルズ」を国土交通大臣賞に決定いたしました。
また、環境省において環境大臣賞を決定するとともに、併せて、審査委員会(委員長:村木美貴 千葉大学大学院工学研究院教授)として特別賞4件を選定いたしました。

受賞事業

【国土交通大臣賞】  麻布台ヒルズ(森ビル株式会社)

【環境大臣賞】
・イオンモール豊川(イオンモール株式会社 、他2者)
【特別賞】
・グラングリーン大阪(三菱地所株式会社、他10者)
・東京ポートシティ竹芝(東急不動産株式会社、他1者)
・日本橋室町三井タワー(三井不動産株式会社)
・小諸市中心拠点コンパクトシティプロジェクト(長野県厚生農業協同組合連合会浅間南麓こもろ医療センター、他6者)

お問い合わせ先

国土交通省都市局 総務課都市環境室
電話 :03-5253-8111
ファックス :03-5253-1586

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