国土政策

エコミュージアムを活用した持続可能な地域創出のための調査

1.趣  旨

2010年に開催される生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)を契機として、中部圏広域地方計画の「いきもの共生プロジェクト」を推進するにあたり、生物多様性の保全を中心とした環境保全活動が、場所毎、分野毎に個別に展開されがちなことから、活動の広域的な連携・交流が課題となっている。

そのため、広域的、分野横断的に各組織が連携するプラットフォームとしてのエコミュージアム協議会や専門の検討委員会を設置運営するとともに、森、里、田園、海(干潟)地域の自然環境や活動の実態を踏まえ、活動を推進するための人材育成・活動プログラム等の検討・実証を行う。

 

2.事業概要

(1) エコミュージアム構想の策定を通じた多様な主体のネットワークの構築

  ・自然環境を大きく2つ類型(海、森・里)に分け、海、森・里を対象フィールドとして、エコミュージアム構想の策定を通じ多様な主体のネットワークを構築する。調査は、海エリア、森・里エリア別に現状分析、エコミュージアム構想の策定、活動プログラムの実証実験、シンポジウムの開催等を実施するとともに、田園地域において、生物多様性と農村コミュニティの関係を事例調査等行う。

(2) 圏域全体での取組の拡充

  ・COP10が開催されることを契機に、中部圏全体で主な活動団体が集まりエコミュージアム協議会を結成する。また、今後の取組に向けた宣言文を採択し、COP10の場で世界に発信する。

 

3.問い合わせ先

    国土交通省国土政策局広域地方政策課
     TEL(代表)03-5253-8111 (内線)29-428
     TEL(直通)03-5253-8364
 

4.報告書

  【集成版】

      表紙・総括編 

      中部地方環境事務所要約編

      東海農政局要約編

  【エコミュージアムを活用した持続可能な地域創出のための調査】

      要約編・本編  

  【田園地域を事例とした生物多様性保全とコミュニティ形成調査】

      表紙・目次・はじめに

      要約

      本編第1)章・第2)章 

      本編第3)章・第4)章・資料編


5.フォローアップ
    フォローアップ報告書
 

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