水資源

第38回「水の日」「水の週間」実施状況

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水の日ポスター

 「水の日」及び「水の週間」は、水の大切さや水資源開発の重要性に対する国民の関心を高め、理解を深めるため、昭和52年の閣議了解により政府が定めたものです。
年間を通じて水の使用量が多く、水についての関心が高まる時期である8月の初日を「水の日」(8月1日)とし、この日を初日とする一週間(8月1日~7日)を「水の週間」として、水に関する様々な啓発行事を毎年実施しており、今回で38回目を迎えます。
 特に平成26年8月1日は、3月に水循環基本法が成立し、法律で定められた初めての「水の日」となりました。
 今年は水循環基本法が成立したことから、国民に広く水が健全に循環することによってもたらされる水の恵みや健全な水循環の重要性についての理解と関心を深めてもらうため、「健全な水循環により、水の恵みを享受できる社会を目指して」をテーマとして、関係府省や都道府県等と連携し、全国的に水に関する啓発行事を実施しました。

水の週間中央行事

主催機関:水循環政策本部、国土交通省、東京都、水の週間実行委員会
後援機関:文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、環境省、
       (独)水資源機構、(財)日本科学技術振興財団、日本放送協会、(一社)日本新聞協会

水を考えるつどい

 平成26年8月1日に東京都千代田区の砂防会館別館シェーンバッハ・サボーにおいて、約550名にご来場いただき、「水の日」を記念する政府主催行事「水を考えるつどい」を開催しました。
 主催者側から土井亨国土交通大臣政務官、安井順一東京都都市整備局長及び虫明功臣水の週間実行委員会会長によるご挨拶の後、「第36回全日本中学生水の作文コンクール」表彰式が行われました。
 作文コンクールは、今年から政府全体の取組とするため、最優秀賞に内閣総理大臣賞を、優秀賞に厚生労働大臣賞、農林水産大臣賞、環境大臣賞を新たに創設しました。応募総数は国内外から、19,419編にのぼりました。表彰式では、最優秀賞1名、優秀賞8名に賞状が手渡されました。
 内閣総理大臣賞には、静岡県湖西市立白須賀中学校の片山裕里加さんの作文「棚田の米作りから考える水」が選ばれ、表彰式に引き続き、最優秀作文の朗読をしていただきました。
 その後、東京大学生産技術研究所の沖大幹教授より、「地球をめぐる水と水をめぐる人々」をテーマにした基調講演をしていただきました。
 最後に、安倍晋三総理大臣から「私たちの将来の世代にわたって豊かな水の恵沢を享受出来るよう、今を生きる私たちには、人間社会の営みと環境保全とのバランスを保ち、水循環を健全に確保していく責務がある。来年夏までの早い時期に「基本計画」を策定し、政府をあげて課題に取り組んでいく。」とのメッセージが寄せられ、太田水循環政策担当大臣が代読いたしました。

  • 内閣総理大臣賞受賞者 片山 裕里加さんによる最優秀作文の披露

    内閣総理大臣賞受賞者 片山 裕里加さんによる最優秀作文の披露

  • 東京大学生産技術研究所 沖 大幹 教授による基調講演

    東京大学生産技術研究所 沖 大幹 教授による基調講演

  • 総理大臣メッセージを代読する太田大臣

    総理大臣メッセージを代読する太田大臣

水のワークショップ・展示会

 8月12日から14日の3 日間、東京国際フォーラムが開催する「丸の内キッズジャンボリー2014」において水のワークショップ・展示会を開催しました。「水のハッピーデー~水について学ぼう」をテーマに水に関するパネル展示や、参加体験型の実験、ワークショップなどを実施し、開催期間中には小学生の親子を中心に約1,400人が来場しました。

【ワークショップ】
「LEGO®でつながる、広がる。夏休み親子水教室」 < NPO法人日本水フォーラム >
「水道キャラバン特別編 東京の水道を学ぼう!」 <東京都水道局>
「森林の働きとおいしい水」 <(一社)日本治山治水協会>
「田んぼの水の恵み」 <(公社)農業農村工学会/全国水土里ネット/東京大学 水利環境工学研究室/東京農工大学 水利環境保全学研究室>
「どかんと感動!!下水道~下水道のためにできる3つのこと~」 <東京都下水道局>

【常設展示】出展団体一覧(順不同 )
(一社)ダム工学会                     東京都水道局 
(一社)日本治山治水協会               東京都下水道局・国土交通省下水道部・GKP
(公社)農業農村工学会・全国水土里ネット      NPO法人日本水フォーラム   
国土交通省 関東地方整備局            巧水(たくみ)スタイル推進チーム

  • 下水道に関するワークショップ(東京都下水道局)

    下水道に関するワークショップ
    (東京都下水道局)

  • LEGO®を使ったワークショップ(NPO法人日本水フォーラム)

    LEGO®を使ったワークショップ
    (NPO法人日本水フォーラム)

  • ダムに関する常設展示・体験実験((一社)ダム工学会)

    ダムに関する常設展示・体験実験
    ((一社)ダム工学会)

第36回 全日本中学生水の作文コンクール

 全国の中学生及び海外日本人学校在学の日本人中学生を対象に、「水について考える」をテーマとする「全日本中学生水の作文コンクール」を開催しました。
 第36回を迎えた今年度は、水循環基本法が成立したことから政府全体の取組とするため、最優秀賞に内閣総理大臣賞を、優秀賞に厚生労働大臣賞、農林水産大臣賞、環境大臣賞を新たに創設しました。
 応募総数は国内外から19,419編にのぼり、各都道府県の地方審査、中央審査会の審査等により、最優秀賞1編、優秀賞8編、入選36編及び佳作153編が選ばれました。 (作文のタイトルをクリックしていただくと、作品をご覧いただけます。)

最優秀賞 1編
内閣総理大臣賞

 棚田の米作りから考える水 静岡県 湖西市立白須賀中学校 3年 片山 裕里加

優秀賞 8編
厚生労働大臣賞

 当たり前の生活 東京都 東京学芸大学附属国際中等教育学校 2年 岡野 奈々

農林水産大臣賞
 命を育む水 沖縄県 宮古島市立北中学校 2年 大濱 愛里

国土交通大臣賞
 水は命-松山大渇水に学ぶ- 愛媛県 松山市立椿中学校 3年 今村 千春

環境大臣賞
 ふるさと 福島県 大熊町立大熊中学校 2年 齋藤 真緒

水の週間実行委員会会長賞
 その名に恥じぬ星にするため 山梨県 山梨大学教育人間科学部附属中学校 2年 小平 守莉


独立行政法人水資源機構理事長賞
 多くの犠牲によってできたもの 東京都 東京学芸大学附属国際中等教育学校 2年 山崎 蒼空

全日本中学校長会会長賞
 我が家自慢のお米の秘密 島根県 大田市立北三瓶中学校 2年 森山 愛

全日本中学生水の作文コンクール中央審査会特別賞
 清い水のために 東京都 東京中華学校 2年 潘 庸晶

入選 36編 

入選者一覧はこちら 〔PDF:135KB〕

佳作 153編

  • 第36回水の作文コンクール入賞者

    第36回水の作文コンクール入賞者

  • 水の作文コンクールパネル展示

    水の作文コンクールパネル展示

水資源功績者表彰

 平成26年8月4日(月)11:00より合同庁舎3号館4階特別会議室にて、「平成26年度水資源功績者」の表彰式が行われ、太田国土交通大臣から表彰状が授与されました。
 平成26年度は、水資源の保全などに継続的に貢献された個人2名及び団体7組が水資源功績者として表彰されました。 
(個人名、団体名をクリックすると、功績内容をご覧になれます。)
【個人】
 ・山田 登美夫 (神奈川県)
 ・片*渕 弘晃 *異字体 (佐賀県)

【団体】
 ・和賀川の清流を守る会 (岩手県)
 ・福島県郡山市立湖南小・中学校 (福島県)
 ・阿武隈川サミット実行委員会 (福島県)
 ・川根本町エコツーリズムネットワーク (静岡県)
 ・愛知用水土地改良区 (愛知県)
 ・ 特定非営利活動法人おとくにパオ (京都府)
 ・清水の恵みを守る会 (鳥取県)

  功績概要はこちら (PDF:88KB)

  • 太田大臣による挨拶

    太田大臣による挨拶

  • 平成26年度水資源功績者表彰受賞者

    平成26年度水資源功績者表彰受賞者

  • 水資源功績者功績概要パネル展示

    水資源功績者功績概要パネル展示

第29回 水とのふれあいフォトコンテスト

 平成26年度の水とのふれあいフォトコンテストは、今年3月に成立した水循環基本法に基づく「水の日」の関連行事であることを踏まえ、健全な水循環の重要性や水資源の有限性、水の貴重さ、水資源開発の重要性について国民の間に広く理解と関心を深めることに資する作品を全国から募集しました。
 平成26年度は、2,066点ものご応募をいただき、下記のとおり表彰者が決定しました。

【グランプリ】 国土交通大臣賞                   画題:「柿田川 湧水を美しく(テラの活躍)」 白浜 定市
【優 秀 賞】 東京都知事賞                    画題:「神田川クルーズ」 藤澤 宏
         水の週間実行委員会会長賞           画題:「真夏の店先」 橘 初雄
         独立行政法人水資源機構理事長賞       画題:「小さな冒険」 高橋  洋
【特 別 賞】 審査委員特別賞                   画題:「神殿のような地下水槽」 吉田 宏
【特    選】 5名
【入    選】 10名

水とのふれあいフォトコンテストの詳細と入賞写真は、こちらをご覧ください。(水の週間実行委員会HP

  • 【グランプリ】国土交通大臣賞 「柿田川 湧水を美しく(テラの活躍)」

    【グランプリ】国土交通大臣賞
     「柿田川 湧水を美しく(テラの活躍)」

水の週間関連行事

水の週間記念 第34回隅田川レガッタ

隅田川レガッタ 会場風景

隅田川レガッタ 会場風景

隅田川レガッタ レース風景

隅田川レガッタ レース風景

 平成26年8月3日(日)、水の週間記念 第34回隅田川レガッタが開催されました。
 隅田川は、かつて高度経済成長期以降の劣悪な水質環境から、関係各方面の積年にわたる努力によって、花火やレガッタが楽しめる程にまで浄化したという経緯があります。とりわけ、武蔵水路により利根川からの河川水を荒川に運び、荒川から隅田川に導入する浄化用水の効果と、東京都における下水道の整備事業が進んだことにより、美しい河川として甦り、市民に親しまれています。
 隅田川レガッタは、広く国民が水や川に親しみ関心を持つための「親水運動」として、昭和56年より開催されており、今年で34回目を迎えました。

 日 時:平成26年8月3日(日) 10:00~16:30
 コース:隅田川言問橋~吾妻橋
 主 催:一般社団法人東京都ボート協会

漕艇の結果は、次のリンク先よりご覧ください。
リンク先:一般社団法人東京都ボート協会HP URL:http://www.tara.or.jp/race/2014/20140803.html

水の週間 一斉打ち水大作戦 in 国土交通省

打ち水 風景

打ち水 風景

打ち水 集合写真

打ち水 集合写真

 平成26年8月4日(月)の昼休み時間を利用し、ミス日本「水の天使」の臼田美咲さんをはじめ、水資源功績者、国土交通省職員、東京都下水道局職員の約80名が国土交通省正面玄関前で、東京都下水道局から提供された下水再生水700リットルを使用して打ち水を行いました。打ち水前45.3℃あった路面温度は、打ち水後40.6℃まで下がりました。
 
詳しい内容は、次のリンク先をご覧ください。
リンク先:国土交通省水資源部HP

子ども霞が関見学デー

子ども霞が関見学デーの様子

子ども霞が関見学デーの様子

 平成26年8月6日(水)~7日(木)に開催された「子ども霞ヶ関見学デー」において、「水について考えてみよう!」をテーマに、水の重要性、貴重さなどの理解を深めるパネル展示や、水を大切に使う方法を分かりやすく体験できる「巧水(たくみ)スタイルヒント!ボード」を展示し、多くの子ども達に楽しく学んでいただきました。

平成26年度「子ども霞が関見学デー」国土交通省見学プログラムに関する詳しい内容は、次のリンク先をご覧ください。
リンク先:国土交通省HP

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