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水管理・国土保全局

環境

「川に学ぶ」人材育成の取り組み

○教育現場で「自然体験活動」などを充実するように求められている一方で、先生となる大学生の「自然体験不足」も指摘されています。

○大学生を中心に「子どもの水辺」再発見プロジェクトに参加頂き、卒業後にも「河川」を自然体験活動の場として活用頂けることを期待。参加学生募集に協力頂いた大学を紹介するとともに参加学生の感想を紹介しています。


「川に学ぶ」人材育成の取り組み イメージ図

環境教育の目的は、「人と環境とのかかわりについて理解を深め、責任ある行動をとれるようにする」ことである。・・・また、それぞれの立場に応じて責任ある行動を求めるものであるため、個人の生涯を通じて必要な技能や行動を身につける必要があり、子供だけでなくあらゆる世代が取り組む必要がある。 ・・そして人々の交流の場であり、様々な体験を通じた学びの場でもある。

【「川に学ぶ」社会をめざして 報告(平成10年6月) 】より抜粋

環境教育の場としての河川の特性

  • 川は自然環境の最も身近で豊かな部分である
  • 川とのふれあいは人格の基礎を培う原体験の場である
  • 学びの場として非常に優れた条件を有している
  • 川は本質的に人間が環境を理解し、また人間から自然と共生する感性や知恵、工夫を引き出す機能を有している

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環境教育の場として優れた空間




○小・中学校校学習指導要領(平成20年3月)

第3章 道徳

(2) ・・自然体験活動などの体験活動を生かすなど,児童の発達の段階や特性等を考慮した創意工夫ある指導を行うこと。

第6章 特別活動

・・異年齢集団による交流,幼児,高齢者,障害のある人々などとの触れ合い,自然体験や社会体験などの体験活動を充実するとともに,体験活動を通して気付いたことなどを振り返り,まとめたり,発表し合ったりするなどの活動を充実するよう工夫すること。

○小・中・高学校学習指導要領(平成20、21年3月)

第・章 総合的な学習の時間

(3) 自然体験や就業体験活動,ボランティア活動などの社会体験,ものづくり,生産活動などの体験活動,観察・実験・実習,調査・研究,発表や討論などの学習活動を積極的に取り入れること。

※ 上記の他、各教科の部分で、体験的な学習の必要性について随所に記載がある。

新学習指導要領・生きる力【文部科学省ホームページへリンク】



環境保全活動、環境保全の意欲の増進及び環境教育並びに協働取組の推進に関する基本的な方針
(平成24年6月26日閣議決定)

(3) 取組の基本的な方向

A 環境教育の推進方策についての取組の方向

共通の基礎的要素として、「自然体験など実体験を通じた様々な経験をする機会を設けること、地域を教材とし、より実践的に実感をもって学ぶこと」を重視

イ 学校の教職員の資質の向上

・・・・(中略)・・・・そのほか、大学の教育学部等の教員養成課程においても、環境教育の基本的な考え方から実践的な指導方法までを含め、環境教育を積極的に扱うことを促します。

環境教育等による環境保全の取組の促進に関する法律(環境教育等促進法)【環境省ホームページへリンク】




  • 特に活用効果が期待される大学
    ・教職・行政機関を目指す学生が多い大学(学部)
    ・ボランティア活動に単位を認めている大学(学部)
    ・環境・防災教育に重点を置いている大学(学部)
    ・土木業界を目指す学生が多い大学(学部)
    ・CSRに積極的な企業を目指す学生が多い大学(学部)
  • 子どもの水辺サポートセンター
    「子どもの水辺サポートセンターは、国土交通省、文部科学省、環境省の連携により平成11年度より進められている『「子どもの水辺」再発見プロジェクト』の推進・支援組織として平成14年7月に財団法人河川環境管理財団(現:公益財団法人河川財団)内に設立されました。 (平成14年5月30日付け通知 国河環第23号、14文科ス第116号、環政経第162号)
     当センターは、子どもたちの水辺体験活動の充実を図るために、情報提供、各種講習会等の開催、資機材の貸し出しなど、上記省庁等と連携し、『「子どもの水辺」再発見プロジェクト』の普及・推進等様々な支援策を通じて、地域で活動する学校の先生や市民団体の皆様の活動を支援しております。


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