vol.5.....川と河川事務所を探検しよう

実は! 川は研究ネタ満載

川ってどんなところ?
みなさんにとって、川というのはどんなところでしょうか? いこいの場、運動の場など、いろいろとあるかもしれません。これといった川が身近にない人は、単に水が流れているイメージかもしれません。 少し観念的(かんねんてき)に整理してみると、川と人との関わりを考えた時、以下のような視点を持つことができます。

①水害からまちを守る
②川を利用する
③環境を保つ

①川の水があふれると、洪水となって私達の住むまちをおそいます。むかしから、人々は荒れる川とたたかって、より上手に水を治める、その術を考え、実践(じっせん)してきました。川には治水(ちすい)の歴史があるのです。また、いざという時に、緊急(きんきゅう)の対応をとる必要もあります。

②は、川の水を飲み水として使う、河川敷(かせんじき)で遊ぶ、魚つりをする、カヌーをする、川に橋をかけて渡る、川ぞいにカフェを作る・・・ などなど、本当にいろいろな利用の仕方がありますね。

③は、生き物たちがいきいきと生きられるようにしていくこともありますし、私達にとっても居心地(いごこち)が良い、落ち着ける、そんな環境を考え、そのために日々よい状態に保つことが必要です。

ざっといっても、様々な面が川にはあり、私達のくらしと深くにかかわっていることが分かります。 ですので、「川」には自由研究のネタがたくさんあります。ここでは、東京の「荒川」を例にしながら紹介していきます。


研究ネタ 「フィールド編」
さて、まずはフィールド編です。川で観察できるものをもとに、研究ネタを紹介していきます。川でのちょっとした気づきが、ネタになることが分かると思います。ここで紹介するのは本当に川の一部分ですが、これらを参考に、ぜひ川を探検(たんけん)してみてください!
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①水害からまちを守る
②川を利用する
③環境について


研究ネタ 「リサーチ編」
川が近くにない、目ぼしいネタが見つからない・・・ そんな皆さんもどうかご安心ください。川によりますが、資料が結構充実しています。 ここでは、ほんの一例ですが、資料やデータを活用してできるネタをご紹介します。
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①地理ネタ
②人ネタ

③水ネタ

このように、地理的なテーマ、川と人とのかかわり、川そのもののネタ、多くの情報が資料やホームページの情報から入手できます。まずはそれを手がかかりに、自由研究を組み立ててみるのもいいですよ。


河川事務所に行ってみよう!
川にはたくさんのネタがありますが、それを自分で調べて理解していくのはなかなか大変です。そこで、川にある「河川事務所」(かせんじむしょ)に行ってみましょう。

川を管理している「河川事務所」では、川の基本的な情報や地図、水質の観測結果(かんそくけっか) や現在の治水・環境の取り組みなど、いろいろな情報を得ることができます。

また、治水の歴史や、生き物、人物紹介など様々な情報が得られる資料館がある場合もありますので、河川事務所で聞いてみてください。

疑問に思ったことや分からないことは、職員さんに質問してみるのもいいですね。そうして、河川事務所を探検してみるのも、貴重な経験になりますよ!






チェック! 河川事務所はここにある
国が管理する水系は109水系!
国土交通大臣管理区間として、国が直接管理している水系(一級水系)は全国で109水系あります。それぞれの水系に様々な河川があり、全国にはたくさんの「河川事務所」があります。これらの河川事務所は、各地方の開発局・整備局に所属していて、各局のホームページに所在情報があります。

また、資料館が併設されている場合もありますので、是非、足を運んでみてください。

※施設の点検や災害対応等により、担当者が不在の場合がありますので、河川事務所にお越しの際には事前に連絡いただいた方が確実です。


注意:水辺の安全に気を付けましょう
熱中症・虫刺され・急な増水に要注意
夏に屋外で行動する場合には、熱中症に十分気を付けましょう。虫刺されも要注意です。また、川は急に増水することがあります。特に注意しましょう。水辺で活動する際の安全については、下記リンクのホームページが良い参考となりますので、ご一読ください。