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河川局

水害対策を考える


目次第3章 水害・土砂災害の発生要因と社会構造の変化 > 3-3 深刻化する都市型水害

3-3-2 都市部で顕在化する「内水氾濫」

外水と内水の被害額の割合
注)1993年から2002年にかけての10年間の合計

外水と内水の被害額の割合(全国)外水と内水の被害額の割合(東京都)

川の水が堤防を越えてあふれ出す「外水氾濫」とは別に、市街地に降った大雨が地表にあふれる「内水氾濫」がある。
河川は大雨時の増水で、中・下流域の水位が高くなる。そのため、本川に合流する都市部などの中小河川(支川)では、支川から本川へ大量の雨水を流すことができずに、地表に水があふれ出る内水氾濫が起こる。洪水被害(外水氾濫、内水氾濫)の被害額でみると、内水氾濫は全国では約半分だが、東京都では80%を占める。
比較的、堤防の整備が進んだ都市部では、内水氾濫が新たな課題となっている。



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