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水害レポート2005

平成17年度版

治水事業の現状


後追い的対応が続く治水対策

●治水対策により、H13末までの10年間で約11万戸相当の対策を実施。
●一方で、H14〜H17の4年間だけでも新たに約10万戸の床上浸水被害が発生。

■床上浸水被害の未対応戸数の現状

床上浸水被害の未対応戸数の現状

※床上浸水戸数は水害統計(H17年度は消防庁発表に基づく10月17日現在の値)、未対応戸数は河川局調査による。

※床上浸水被害には全半壊・流失も含む。

※浸水被害にはこの他にも床下浸水、農地浸水等が存在。


事前投資で大幅な被害軽減が可能となる

(1)東海豪雨(H12.9)【愛知県庄内(しょうない)川・新川】

○東海豪雨により、浸水家屋約18,000戸、総額約6,700億円の被害が発生

約700億円余りを投じて緊急的な対策を実施(平成16年度事業完了)

○事前の投資がなされていれば約5,500億円相当の被害軽減の可能性

(2)福岡豪雨(H15.7)【福岡県御笠(みかさ)川】

○福岡市はH11.6及びH15.7に計2回、のべ浸水戸数約6,700戸の被害が発生

約550億円で緊急的な対策を実施中

○事前の投資がなされていれば約4,640億円の被害が軽減できた可能性

左:庄内川・新川河川激甚災害対策特別緊急事業(H12からH16)、右:御笠川河川激甚災害対策特別緊急事業(H15から)

※同様の降雨による内水または越水による被害を計上。
また、一部区間でHWLを超える場合があるが、破堤は想定していない。


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