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河川局



災害情報
災害の記録
水害レポート2006

平成18年度版


中国地方7月15〜24日/平成18年7月豪雨
7月の月間平均雨量の2倍を超える大雨
土砂災害や浸水による被害が多発
約2,000棟を超える家屋が被災



斐伊川の浸水状況(島根県出雲市)
斐伊川の浸水状況
  (島根県出雲市)
斐伊川水系大橋川の浸水状況(島根県松江市)
斐伊川水系大橋川の浸水状況
  (島根県松江市)
斐伊川水系神戸川の浸水状況(島根県出雲市)
斐伊川水系神戸川の浸水状況(島根県出雲市)
7月15日から24日にかけて、九州から本州付近にのびた梅雨前線の活動が活発となり、大雨となった。これにより、島根県などでは、総雨量が7月の月間平均雨量の2倍を超えるなど記録的豪雨となり、中国地方では山陰を中心に土砂災害や浸水等の甚大な被害が発生した。この豪雨よる中国地方の一般被害は、死者5名、行方不明1名、負傷者12名、全壊家屋7棟、半壊3棟、一部損壊77棟、床上浸水399棟、床下浸水1,881棟(消防庁調べ9月13日現在)となった。
※一般被害は7月3日以降のデータ
9月15〜19日/台風13号・秋雨前線
台風13号の影響で秋雨前線が活発化
9月の月間平均雨量を超える大雨
600棟以上の家屋が被災

太田川支川根谷川の被災状況(広島市)
太田川支川根谷川の被災状況(広島市)
太田川支川鈴張川の被災状況(広島市)
太田川支川鈴張川の被災状況(広島市)
江の川の浸水状況(広島県安芸高田市)
江の川の浸水状況(広島県安芸高田市)

台風第13号の北上に伴い、山陰沿岸にある秋雨前線に向かって湿った空気が流れ込んだため、大気の状態が不安定となり、九州や中国地方を中心に局地的に非常に激しい雨が降った。一部の地域では降り始めからの総雨量が9月の月間平均雨量を超えるなど記録的大雨となった。この大雨による中国地方の一般被害は死者1名、行方不明1名、負傷者22名、全壊家屋4棟、半壊9棟、一部損壊116棟、床上浸水64棟、床下浸水437棟(消防庁調べ9月29日現在)となった。


平成17年に発生した災害への対応
平成17年台風14号による錦川の災害
平成17年9月の台風14号により、総雨量532mm(羅漢山)を記録し、観測史上最大のものとなりました。このため錦川が氾濫し、深いところで2mを超える浸水となり、岩国市や美川町全体で2,000戸を超える家屋の浸水被害が発生しました。 そのため、山口県では再度災害防止の観点から、河川激甚災害対策特別緊急事業による河川改修を行っています。 平成17年9月の妙正寺川

河川激甚災害対策特別緊急事業位置図

河川激甚災害対策特別緊急事業位置図

事業の内容

河道掘削、築堤、護岸整備等により、河川の流下能力を向上

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