全国で昨年を上回る甚大な被害が発生 平成10年度の8月上旬の新潟、8月末の栃木、福島、9月の高知など限定された地域に短時間に集中的な豪雨が発生し、各地で観測史上最高を記録しました。特に8月末豪雨においては、栃木・福島県境付近で累加雨量が1,200mmを越え、未曾有の大出水となりました。他にも9月の台風5号、7号、8号、10月の台風10号の影響により各地で水害が発生し、家屋の浸水・流失に加え、道路、鉄道等の交通機関のマヒ等、甚大な被害が発生し、各地で避難勧告が発せられるなど住民の生活に深刻な影響を及ぼしました。 (計画高水位を超過した水系 新宮川、菊川、那珂川、阿武隈川、渚滑川、計5水系)
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