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記者発表

平成12年度「いきいき・海の子・浜づくり」実施地域
全国で3箇所選定





平成 12年5月30日
文部省 生涯学習局
建設省 河川局


1.事業の目的・概要
     「いきいき・海の子・浜づくり」は、国土保全を図りつつ世代間の交流の場、自然・社会教育活動の場、あるいはマリンスポーツ活動の場として海岸の活用を図るなど、青少年等が海辺の自然やスポーツを安全に楽しめる海岸の創出を図るため、文部省所管の野外教育、環境教育、スポーツ活動振興事業等と連携しつつ、海岸事業を所管する4省庁(農林水産省、水産庁、運輸省、建設省)が海岸整備を行うもので、平成9年度に創設したものです。
     これまで、平成9年度に19箇所、平成10年度に5箇所、平成11年度に1箇所を選定しております。
2.平成12年度選定地域
     各市町村の申請に基づき、文部省、建設省は共同で5月30日付けで以下の3地域を平成12年度の「いきいき・海の子・浜づくり」実施地域として選定しました。

    1.郷津海岸(新潟県 上越市)
     郷津海岸は、冬期風浪の厳しい日本海に面し、夏には県内外から多くの海水浴客が訪れています。周辺には小学校・保育園の他、青少年文化センターや水族博物館など教育施設が整っているほか、上越市では地球環境学校を開校するなど自然観察や体験学習を通じて環境教育を推進しています。人工リーフの整備により砂浜の復元、静穏域の確保を図り、安全で利用しやすい海浜を整備し、環境学習、海辺の交流会など野外活動の場としてさらに利用の促進を図っていきます。

    2.田之代海岸(兵庫県 淡路町)
     田之代海岸は、明石海峡に面した淡路島の北端に位置し、淡路町唯一の海水浴場で、周辺には小・中学校があり海浜を利用したカヌー・ヨット教室や、ヒラメの放流などの体験学習の場として利用されています。人工リーフ、緩傾斜護岸、養浜の整備により、安全で利用しやすい海岸環境を創出し、自然体験学習、地域交流の場としてさらに利用の促進を図っていきます。

    3.立岩海岸(愛媛県 北条市)
    立岩海岸は、瀬戸内海に面し島々の眺望と夕景色が美しく、夏には海水浴のほかウインドサーフィンなどの利用も盛んです。周辺には小・中学校のほか青少年スポーツセンターがあり、北条市では当地区をスポーツ・レクリエーションを中心とした交流地域として位置付けています。離岸堤、養浜により安全で利用しやすい海浜空間を創出し、スポーツ・レクリエーションを通じた交流活動の促進を図っていきます。
3.今後の予定
     選定された市町村では、今後、関係者等からなる協議会を必要に応じ設置し、「いきいき・海の子・浜づくり」を具現化するため、平成12年度中を目途に推進計画を策定することになります。この計画に基づき、海岸利用のためのソフト施策、海岸整備等を地元自治体、文部省、建設省等が一体となって推進していきます。

文部省関連施策に関する問い合わせ先

 文部省生涯学習局 青少年教育課
          青少年体験活動推進専門官 下村
    〒100-0013 東京都千代田区霞が関 3-2-2
    TEL.03-3581-4211 内線(2954)、FAX.03-3501-0357


建設省海岸事業に関する問い合わせ先

 建設省河川局 海岸室 課長補佐 伊藤
    〒100-8944 東京都千代田区霞が関 2-1-3
    TEL.03-3580-4311 内線(3385)、FAX.03-5251-1954


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