建設省においては、公共事業の効率性及びその実施過程の透明性の一層の向上を図るため、新規採択時評価、再評価に続いて平成１１年８月に事後評価を導入した。
　事後評価の実施にあたっては、平成１１年８月１３日に建設省所管事業全般に係る再評価の実施方針である「建設省所管公共事業の再評価実施要領」が策定され、昨年度から再評価等が実施された。さらに、昨年度の再評価等の実施を踏まえ、平成１１年８月１３日に同要領の改定が行われたところである。
　平成１２年度は、同基本方針（案）に基づき、事後評価を直轄事業の一部を対象に試行を実施したところである。
　また、ダム等事業については、「ダム等の管理に係るフォローアップ制度の試行について」（平成８年２月７日河川局長通達）により、平成８年から管理段階のダム等についてフォローアップ調査を実施するとともに、学識経験を有する者からなる委員会を設置し、公開で調査結果の分析等を実施しており、これを事後評価と位置づけている。

　平成１２年度における事後評価の試行結果は、次のとおり。 （平成13年３月26日現在）

○事後評価試行結果
【河川事業】