水と緑のネットワーク整備事業は、都市化の進展等により、水量の減少、水質の悪化、湧水の枯渇、良好な緑の減少、生物の生息・生育環境の喪失など、都市間強の悪化してきた地域において、「水」と「緑」豊かな「ネットワーク」を形成する制度です。

○ 「豊か」で「きよらか」な水辺環境の創出

　都市内にある河川等に、河川水や下水処理水を導入して、「豊か」で「清らか」な水辺環境を創出します。また、河川等を連結する水路を造り、新たな水辺環境を創出します。

○ 身近で緑あふれる都市環境の創出

　河川沿いにおける緑地帯の整備や都市内の公園・緑地を計画的に整備することにより、身近な緑あふれる都市環境を創出します。

○ 緊急時の消防用水・生活用水としての活用

　都市内の河川等を流れる水は、災害発生時などに消防用水として使用することができます。

本制度は、下記の要領により実施されます。

1. 独創的かつ地域の個性あふれる水と緑のネットワークの整備構想を受付けます。
   　都市計画区域が設定されている市町村単位で、原則として国土交通省所管事業に基づいた独創的かつ個性的な水と緑のネットワーク整備に関する構想を受付します。受付された構想の中から、優れた構想を登録します。なお、複数の市町村が共同して要望していただいても結構です。
2. 水と緑のネットワークの実現に向けて、具体的な整備計画を作成します。
   　水と緑のネットワークの整備構想の実現に向けて、具体的な整備計画を作成して下さい。河川管理者は、計画作成に対して支援を行います。
3. 整備計画が確定し、整備・管理の実施方法について調整が終了した順に整備を実施します。