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Topics 記者発表


富士山ハザードマップ検討委員会
第4回基図部会の議事要旨について



平成14年3月12日
内閣府
総務省
国土交通省


富士山ハザードマップ検討委員会の第4回基図部会が以下のとおり開催されましたのでお知らせします。
配布資料は、別紙のとおりです。必要な方は問い合わせ先までご連絡ください。

日 時: 平成14年3月11日(月) 15:00〜17:00
場 所: ホテル・ルポール麹町(麹町会館) 3階「マーブル」
出席者: 荒牧委員長、池谷委員、石川委員、石原委員、井田委員、鵜川委員、宇都委員、小山委員、藤井委員、水山委員、宮地委員、山崎委員、布村委員、務台委員、近藤委員、小宮委員、友井委員(代理)、北崎委員(代理)、田邉委員(代理)、高橋内閣府政策統括官(防災担当)、白崎内閣府審議官(防災担当) 他

事務局から@検討対象とする噴火等ケース、A宝永型噴火と貞観型噴火シナリオ、等について、宇都委員から@富士山で過去2000年に噴出した溶岩流とその火口列に関する新たな知見、A富士火山西〜南西斜面で発生した玄武岩質火砕流の特徴とその起源、宮地、小山委員から宝永四年(1707年)噴火に伴う噴出物の堆積時間と噴出率の推移について資料の説明があり、これに基づき質疑が行われました。その概要は以下のとおりです。

  今回の調査等結果の記述について、判明したことと推定したこととは区別して書くべきである。
  融雪型火山泥流について、富士山では実績として知られていないが、ハザードマップに範囲まで示すこととして良いか。
  融雪型火山泥流については、積雪地帯に火砕流が発生すれば起こりうることであり、防災対策上、重要な災害現象であるので、可能性マップ、防災ドリルマップを作成すべきである。
  岩屑なだれについて、マップを作成するためには、発生源の特定が必要であるが、それが可能なのか。
  岩屑なだれは谷状地形沿いに流れることもある。また、岩屑なだれが流れ込んだ河川等で発生する土石流などの2次的な災害もある。これらへの配慮が必要ではないか。
  溶岩流の噴出量の時間的変化は、噴火の規模と整合させる必要がある。
  火山噴火等が発生したときに、そのときの噴火形式や気象条件等から、どのマップを選べば良いかわかるようなフローチャートのようなものを作るべき。
  それぞれの現象について、可能性マップ及び防災ドリルマップを一度作成し、それが社会的にどう使われるかということを検討し再整理した上で議論すべき。

今後、4月に活用部会及び検討委員会を開催し、中間報告案について検討する予定であり、その後富士山ハザードマップ作成協議会に報告する予定です。


問い合わせ先    
内閣府  参事官補佐(地震・火山対策担当) 齋藤 誠 (03−3501−5693)
  参事官(地震・火山対策担当)付 主査 西宮 隆仁 (      〃      )
総務省消防庁防災課 理事官 長尾 一郎 (03−5253−7525)
国土交通省河川局砂防部砂防計画課 課長補佐 笹原 克夫 (03−5253−8111 内36−152)
  火山対策係長 下山 利浩 (      〃       内36−154)
〃 気象庁総務部企画課 防災企画調整官 横田 崇 (03−3214−7902)
〃 気象庁地震火山部火山課 噴火予知防災係長 林  豊 (03−3212−8341 内4527)
 


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