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水源地域ビジョン |
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「水源地域ビジョン」は、ダムを活かした水源地域の自立的・持続的な活性化を図り流域内の連携と交流によるバランスのとれた流域圏の発展を図ることを目的として、ダム水源地域の自治体、住民等がダム事業者・管理者と共同で策定主体となり、下流の自治体・住民や関係行政機関に参加を呼びかけながら策定する水源地域活性化のための行動計画です。
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水源地域ビジョンの策定状況 |
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国土交通省所管の直轄ダム、水資源開発公団ダムを対象として平成13年度から全国の23ダムにおいて策定が開始され、平成14年度に30ダムが新たに策定に着手し、平成14年度末で、水源地域ビジョンは、全国21ダムで策定・公表されています。
現在、残りの32ダムについても、ダム毎に水源地域ビジョンの策定組織が設立される等、策定作業が進められています。
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水源地域ビジョンの推進状況 |
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現在、水源地域ビジョンの策定・公表されたダムの内9ダム(相俣、草木、味噌川、日吉、弥栄、松原、下筌、鶴田、寺内)でビジョン推進組織を設立しており、ビジョンの推進を行っています。例えば、相俣ダムにおいては、「湖畔における緑化の促進」や「ウォーターレクリェーションプログラム」等を行ったり、また、草木ダムでは、ダム湖の利活用の一環として、初めてダム湖を開放する「ダム湖面開き」の実施や水質浄化の取り組みとして「環境フォーラム」の開催を行っています。
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■H15水源地域ビジョン策定ダム |
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平成15年度は、全国の37ダムで新たに水源地域ビジョンの策定を開始します。
なお、今回は建設中の1ダムにおいても策定を開始します。
平成13年度に策定を開始した水源地域ビジョンは、全国90ダムで策定作業又は推進されることになり、全国の管理99ダム中ほとんどについて水源地域ビジョンの策定に取り組んでいることになります。 |