1.概要
国土交通省では、平成15年度全国の一級水系108水系において「川の通信簿」を実施しました。
この「川の通信簿」は、市民や市民団体等と河川管理者が現地において共同して全国の河川空間の現状を評価するものです。これにより、河川空間の満足度を評価し、これを踏まえた河川整備・管理を図ります。
平成14年度に全国39河川251箇所において試行的に実施した結果を踏まえ、記入方法等を改良し、今年度は全国の河川で本格的に実施しました。この結果を公表します。
また、今回の結果を踏まえ、国民から意見を募集する(別紙参照)ことにより、今後の「川の通信簿」の進め方等の参考とします。
|
2.具体的内容
全国の河川空間の親しみやすさを、定期的・継続的に市民と共同でアンケート調査を実施し、評価することで、その結果から、良い点・悪い点を把握し、河川整備計画や日常の維持管理等に反映し、良好な河川空間の保全、整備を図っていきます。
詳しい点検の方法は、「『川の通信簿』について」を参照してください。
|
3.結果
点検を実施した669箇所のうち、5つ星評価が5箇所(0.7%)、4つ星評価が285箇所(42.6%)、3つ星評価が353箇所(52.8%)、2つ星評価が25箇所(3.7%)、1つ星評価が1箇所(0.1%)と言う結果になりました。
点検項目の中で、現在の状況が「良い」とされたのは「豊かな自然」、「流れている水の量」「景色のよさ」などの項目で、「悪い」とされたのは「トイレ」、「休憩施設や木陰」などの項目でした。
主な点検結果の概要を「主な点検結果の概要」に示します。
|
|
|
【主な点検結果の概要】(PDFファイル 185KB)
【「川の通信簿」について】(PDFファイル 3KB)
【H15 川の通信簿による点検実施河川】(PDFファイル 114KB)
【「悪い水辺」と評価される要因は主に施設の利便性】(PDFファイル 112KB)
【これまで行われてきた水辺の整備は市民に概ね評価】(PDFファイル 118KB)
【別紙 ご意見募集について】(PDFファイル 25KB)
|