Topics
|
記者発表
|
|
1) 効 果 これまで実施された水源地対策による効果としては、以下のようなものが挙げられる。 ○ 水源地の活性化 水源地対策の実施による地域の活性化への効果は、例えば次のような指標等をもとに知ることができる。 例) ○ 公益施設・社会基盤の整備 公益施設・社会基盤の整備に付随してさまざまな効果が発生する。 例) ○ 地域内及び地域間のネットワークの構築 集会所などの施設や道路などの社会基盤が整うことにより、地域内住民同士の話し合いの場が持たれる、他地域との交流が容易になるなどのメリットが生まれる。 例) (2) 課 題 水源地対策に関する課題として、次のような事例が見られる。 ○ 生かされない地元住民の自主性 地域整備に関わる諸事業は、事業者の事業費負担を前提にして事業者により検討されるケースが多いため、地元の地方自治体を含めた地元住民の初期段階からの計画への主体的な参加が十分でないことが多く、またそのための人材も不足している。 例) <参 考> <アンケート調査1)より> |
ダム事業を円滑に進めるため、地元合意の条件として水特法・基金等による施設整備を求められるケースが多い。この際、将来の施設の維持管理等に関する考慮が不十分なまま、地元住民の意向を受け入れてしまい、それが後々になって問題を引き起こし、結果的に地域住民にとってマイナスになるケースがある。 例) <参 考> <アンケート調査より>
民間企業と比べ、将来の事業収支や維持管理の検討が十分でないことが多く、施設等の運営段階に入ってから事業収支が悪化する例が見られる。 例) <参 考> <アンケート調査より> <アンケート調査より> |
<参 考>
<参 考>
○ 他の施設との連携不足 補償的な考えで施設がつくられることが多いため、総合的な全体計画を策定せずに整備されるケースがある。 例) <参 考> <アンケート調査より> <ヒアリング調査より> ダムによる洪水調節や都市用水の補給などにより、上流水源地が下流地域に貢献していることへの理解の促進に努めることや、水源地自体の魅力をアピールしないと、なかなか活性化につながらないケースが多い。 例) <参 考> <アンケート調査より> <ヒアリング調査より> |