水管理・国土保全

  

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地域と後志利別川

後志利別川の地域協同

 人と河川とのふれあい環境としての後志利別川では、その清流を守るためのNPO法人「後志利別川清流保護の会」が、平成26年に「河川協力団体」に指定され、河川管理者に協力して行う維持(清掃)、後志利別川の緑化推進(植樹)、水環境調査(自然体験学習支援)の活動を行っています。
 また、後志利別川上流のピリカ地区では、例年「ピリカまつり」が開催され地元と協力しイベントを開催してます。美利河ダムではダム見学、カヌー体験、マラソン大会等を行っています。



河川清掃状況


ダム見学(監査廊案内)



後志利別川の利用

 水面の利用に関しては、後志利別川はサケのふ化事業が盛んで、毎年稚魚の放流を行っています。また、北海道の河川では貴重な天然アユが生息する河川でもあり、時期になると、本州方面からも多くのファンが訪れます。
 河川空間の利用に関しては、後志利別川の水と緑のオープンスペースを活用し、住民のスポーツの場、憩いの場、交流の場として、流域2町の交流に一役を果たす河川緑地公園があります。堤防に盛土し桜の木が植えられている桜づつみは、街のシンボル的な存在となっています。
 後志利別川上流には美利河ダム(直轄)があり、ダム下公園では、スポーツ、野外活動等に多くの方々に利用されています。


アユ釣り


桜づつみ公園


 特別豪雪地帯に指定されているせたな町では、市街地を流れる中央川の冬期間の水量が少ないため雪が河道内にたい積して流れをふさぐ等の危険もありましたが、その雪を流すため必要な水を後志利別川から取水し、中央川に導水する消流雪用水事業が平成6年10月に完成し平成7年1月に全国で初めて運用され現在に至ってます。


消流雪用水導入事業


投雪状況




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