昆虫類は河川敷の草地では、ヨツボシツヤナガゴミムシ、ハグロトンボが、溜まり・ワンドではナゴヤサナエ、ハグロトンボ、カワトンボ等が確認されています。両生類ではダルマガエル、トノサマガエル、アマガエル、ウシガエル、爬虫類ではカナヘビ、マムシが確認されています。
小田川は河床勾配が緩やかで、ワンドや小規模な砂州により複雑な水際線が形成され、ワンド部ではシロヒレタビラ、スジシマドジョウ中型種、ミナミメダカ等の緩流域を生息環境とする魚類が確認されています。植生ではタコノアシ、オギ、セイタカアワダチソウが見られます。また、河道内の水路を中心に、スッポン、ダルマガエルのほか、コオイムシが確認されています。ヨシが繁茂する水際ではハグロトンボやグンバイトンボが確認されています。
高梁川派川では、水面にアサザが生育しているほか、貯水池内にはゲンゴロウブナ、砂底や泥底にはイシガイやドブガイが生息しています。また、ブラックバス、ブルーギル等の外来種が生息しています。