安全に配慮した自動車交通システム

DMV(Dual Mode Vehicle)

DMVの車両

DMVとは?

DMVはDual Mode Vehicle(デュアル・モード・ビークル)の略で、道路とレールの両方を走行可能な新しい形態の交通機関です。

2004年(平成16年)に北海道旅客鉄道(JR北海道)が試作車を完成させ、走行試験が繰り返されていますが、2007年4月14日より、釧網本線にて試験的に営業運転が行われることになっています。

走行の方法

専用のガイドウェイ

道路を走行するときは、通常のバスと同じようにタイヤで走行しますが、レールを走行する際は前部から金属製の車輪が現れ、前部を浮かせた状態となります。動力は後輪のゴムタイヤから得ます。

道路走行からレール走行への切り替えは、右写真のような専用のガイドウェイを利用することで、踏切などから短時間で簡単に切り替えることが可能です。

DMVへの期待

DMVは道路とレールの両方を走行できるという特性を生かし、渋滞する箇所ではレールの上を高速で、またレールの伸びていない地域へは道路を利用して、といったように小回りの利く運用が可能です。また、鉄道車両と比較して車体が軽量なため、トータルのメンテナンス費や燃料費等を抑えられるといった利点もあります。

需要に合わせてフレキシブルな運行も可能なので、地方の赤字ローカル線等における今後の活用が期待されています。

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