忘れないで!クルマの点検・整備

ドライブ前の点検

安心してドライブを楽しむためにも忘れずに

みなさん、日常点検をきちんとしていますか?定期的な点検整備も実施していますか?クルマの部品は、走行や時間の経過に伴って知らない間に劣化・摩耗しています。しかし、日頃の点検を怠らなければ、運転中のトラブルの多くは回避できるのです。このホームページを参考に日常点検をしっかりと行い、安全で快適なドライブを楽しんでください。

1 バッテリ上がり

走行中のトラブルでいつも上位を占めるのがバッテリあがり。パワー・ウインドをはじめ、カー・ナビ、カー・ステレオ、エアコンなど、装備品の使用に応じてバッテリの消耗も激しくなり、バッテリの寿命を短くします。バッテリが完全にあがる前には、ランプ類が暗くなったり、エンジンをかけるときのモーターの回りがスムーズでなくなったりします。 バッテリには寿命がありますので、日頃の液量点検をしっかりしてバッテリのトラブルを避けましょう。

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2 タイヤのパンク・バースト

タイヤのパンクやバーストが起きると走行できなくなります。山道や雨の中でのタイヤ交換作業も大変ですが、高速道路などの路肩でタイヤ交換をすることになると非常に危険です。ドライブの前には、タイヤの空気圧、亀裂や損傷の有無、摩耗状態をしっかりチェックしましょう。事前の点検がトラブルの多くを解消します。

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3 ランプ類の故障

狭い路上での対向車をオートバイだと思って走っていると、ヘッド・ランプの片方が切れた乗用車だったりして一瞬ヒヤッとすることがあります。ランプの損傷に気付かず運転すると、対向車が誤認し、思わぬトラブルに巻き込まれる危険があります。クルマのランプ類は、自分が周りの状況を確認するためのものや、他車に対する意思表示をしっかり伝える役割を果たしているものがあります。点灯の有無を確認し、レンズの汚れや損傷も調べましょう。

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4 燃料切れ

遠距離ドライブに出かける前など、まだ燃料があると思っていても、まわりの景色に目をうばわれて、知らず知らずのうちに燃料切れになっていたりします。燃料切れで止まってしまうと、渋滞をまねきまわりに迷惑をかけてしまいます。特に高速道路で止まってしまうのは大変危険であり、大事故になりかねません。早めに給油を済ませましょう。

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5 オーバーヒート

渋滞時のノロノロ運転時などに起きやすいトラブルがオーバー・ヒート。 冷却水の温度が異常に上がって起きる現象です。オーバー・ヒートは、冷却水の不足、ファン・ベルトのゆるみや切れなどが原因で発生します。オーバー・ヒートが起こる前には、エンジンの回転が不安定になり、水温計が異常に上昇します。日頃から冷却水の量の点検や、ファン・ベルトの張り具合などを点検してこのようなトラブルを避けましょう。

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6 車輪の脱落

車輪が脱落するまでには予兆があります。 日常点検・定期点検をしっかり行えば脱落は防止できます。 ホイール・ボルト・ナットの取り扱いは正しく行いましょう。タイヤ交換時における不適切な取り扱いが、車輪の脱落につながり、重大事故を引き起こす場合があります。点検・整備の励行で経営上・運転上のメリットを創出しましょう。タイヤ交換時などの不適切な取り扱いが、ホイール・ボルトの折損やディスクホイールの亀裂などを引き起こし、車輪の脱落などの重大事故を引き起こすことがあります。日常点検・定期点検をしっかり行なえば脱落は防止できます。ディスクホイールのボルト穴まわりに摩擦・変形・亀裂などがないかも、しっかりチェックしておきましょう。

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