トラガール応援!企業向け情報

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トラガールを採用したい、もっとトラガールに活躍してもらいたい…。
トラガールを積極的に応援する企業が利用できる各種助成金や、役立つ情報をまとめました。

トラガールの活躍に
より期待できる効果

企業イメージの向上
女性が働けるほど安全管理や教育をしっかりしている企業として評価されます。また、女性がトラックを運転していることで「対応がソフトで安心」「細かな気配りが嬉しい」など、企業のイメージ向上につながることも。
コミュニケーションの円滑化
従業員同士の会話が増え、社内の風通しがよくなります。現場でのコミュニケーション能力が高い方が多く、女性を採用することで職場環境が整備され、若年層や中高年男性ドライバーも含め、職場全体の働きやすさが向上します。
ドライバー不足の解消
女性を育成することで女性の応募が増え、労働力不足の解消につながります。また、女性ドライバーが働きやすい環境は若年層が求める職場環境にも通じているため、若年層採用にも効果があります。
営業力の強化
荷扱いやお客様を含めた取引先や周囲への対応が丁寧なため、荷主からの評判がよくなり、業績の向上に貢献が期待できます。また、女性の視点からの新鮮な提案がなされることで、営業力の強化につながることも。

トラガール推進企業
へのオススメ施策

安全への取り組みが応募意欲を促進

運転のしやすさ、安全装備の充実で「安心感」を向上

運転のしやすさ、安全装備 イメージ

 トラックドライバーにとって、まず基本になるのが“安全・安心”。特に女性をはじめ、未経験からトラックドライバーになろうという方にとって、運転のしやすさや安全機能などについては初めの一歩を踏み出すために、まず気になることではないでしょうか。
 近年は1.5t車や2t車などのトラックで、マニュアルシフトからオートマシフトへの切り替えが進んでいます。さらにバックモニタやドライブレコーダーなど、運転時の安全面を考慮した装備の充実も大切です。また、最近では、トラガールの意見も取り入れた女性専用車両の導入を進める企業も。休憩時に運転席が見えないように、カーテンを装備したり、キャビン内の収納スペースを増設するなどの工夫を車両に取り入れている企業では、トラガールの採用促進にもつながっているようです。

(取材協力:アサヒロジスティクス株式会社)

笑顔をふやす仲間・同僚との連携

トラガール同士のコミュニケーションが、働きやすい職場環境作りに

トラガール同士のコミュニケーション イメージ

 慣れない仕事は、誰にとっても不安なものです。そんな時に心強いのは、相談できる相手の存在。まだ少数派であるトラガールにとって、同性の先輩の存在は大きな意味を持ちます。先輩女性ドライバーが新人トラガールをマンツーマン指導する体制作りを進めている企業では、女性従業員の定着率アップにつながっているようです。配送センターに女性が1人だけという人員配置はできるだけ避ける、会社が率先して違うセンターにいる女性同士が知り合う機会を設けるなどの配慮も有効です。
 トラガールの採用を増やした企業からは「女性が頑張っている姿を見ると、男性も引っ張られて前向きになる」という声も聞かれるので、女性が明るく元気に働ける職場環境の整備は、企業全体にとってもプラスになると言えるでしょう。

(取材協力:トランコムDS株式会社)

気持ちを切り替える設備づくり

コミュニケーションしやすい休憩スペースを整備

休憩スペース イメージ

 車に乗ったら一人、というのがトラックドライバーの基本です。「自分のペースで仕事ができることが魅力」と語るトラックドライバーが多いのも事実ですが、情報共有やリラックスのために、従業員同士がコミュニケーションを取ることも大切です。配送センターに、ドライバー同士がコミュニケーションしやすい休憩スペースを設ける企業も増えてきました。また、男女別や鍵のかかるシャワールームを整備して、職場環境の改善に努める企業も。
 快適な職場環境の整備は、応募者数増加のためにも、定着率アップのためにも有効な手段となっているようです。トラガールの採用を機に、職場環境の見直しを行ってみるのもよいのではないでしょうか?

(取材協力:フジトランスポート株式会社)

安心して働ける職場作りが定着率を向上

教育と体調管理の徹底で、トラックドライバーを安全・安心な仕事に

教育と体調管理 イメージ

 トラックドライバーになろうと思った時、本人はもちろん、ご家族も一番、心配するのが“事故”です。企業も安全対策に積極的に力を注いでいます。入社時の研修はもちろん、定期的に技術講習会や安全運転への意識を高める研修を行う企業も増えてきました。
 たとえば、自社の敷地内でコーン等を使って死角を設けた走行コースを作り、そこを実際に走行することで一時停止を含めた安全確認の大切さを実感したり、車止めの効果を検証したりといったテーマを設けた安全講習会を定期的に行っている企業もあります。こうした企業では、営業所や配送センターごとにテーマを決めて研修を行うため、所属するスタッフ自身が研修の題材を考えることで指導側の安全意識も高まるという効果があったようです。
 また、運転前のアルコールチェックを始めとしたドライバーの健康管理や、体調管理に留意した労務管理の徹底も、安心してトラックドライバーという職業にチャレンジしてもらうためには必要不可欠な取り組みです。

(取材協力:株式会社流通サービス)

やる気アップにつなげる「気づき」を共有

働く人の意見を取り入れる仕組み作り

働く人の意見 イメージ

 ドライバー(宅配担当者)は配送に出れば一人の仕事ですから、上司や組織との結びつきを感じにくい一面があります。そのために孤独を感じたり、言えない不満がたまったりしてモチベーションが低下し、時には離職に至ることもあります。そうした事態を防ごうと、さまざまな工夫をする企業や団体も増えてきました。
 たとえば配送時を含む業務の中で気づいたちょっとしたことを「メモ」として上司に提出、それに対する返信コメントも合わせて壁に掲示する取り組みをしている団体があります。自分の意見を聞いてもらえることが安心感とやる気につながり、ドライバー(宅配担当者)のモチベーションアップと定着率の向上に貢献していると言います。また、そこから職場全体の業務改善につながることも。
 休憩室やロッカールームといった設備の整備等と合わせて、居心地のよい職場環境作りの一環として試してみてはいかがでしょうか?

(取材協力:生活協同組合コープさっぽろ)

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